久し振りにKLのお話でもしましょうかね・・。
(もう飽きちゃっただろうなぁ・・?w)
KL市内の少し外れのジャラン・ホーリー(ホーリー通り)に、ウィスマ・ボンドという高級コンドミニアムがございます。
このコンドミニアムの3階に“サイモンの店”という秘密クラブがあるのでございますぅ・・。^^)
私が始めてKLへ出張したある晩のこと、下請け会社から歓迎会をしてもらいました。
高級中華料理店で一次会を行い、二次会は“カンガルー”という日本人相手のクラブへ連れていってもらったのでございます。
下請け会社のラオ社長は、KLではかなりアチコチに顔の効く人で、大変なお金持ちなのでございます。
私達は豪勢な中華料理をたらふく食べ、チャイニーズ美人をはべらして高級ブランデーをがぶ飲みいたしたのですが、何か?物足りなさを感じるのでございます・・。
^^;)
それは東南アジアと言えば、誰もが思い描くモノでございまして、夜の世界は充実しているハズなのでございますから・・。w
ラオ社長は私の不満をすぐ見抜いたようで、こう言いました。
「ムネオさん、少しドライブでもしましょうか?ニヤリ」
我々4人は、すぐにお店を出たのでございます。
そして、私達はラオ社長のベンツに乗り込みまして、KLの外れの静かな住宅街へとドライブしたのでございます。
こんな夜中にただ車を走らせても意味がありませんから、「きっと怪しいプレイスポットへ連れて行く気だな?」と私は予感していました。^^;)
市内から10分ほど走りまして、大きなコンドミニアムの前でベンツは静かに止まりました・・。( ゜Д゜)ハァ?
車を降りると、ラオさんはコンドミニアムの中へ入っていくので、私もドキドキしながら後を付いて行ったのでございます。
エレベーターの3階で降りまして、ルームナンバー4●-3Gの部屋の前でラオさんは立ち止まりました・・。
すると、インターホンを鳴らし、返事を待っています・・。
すぐに中国語で返事がありまして、ドアが少し開きました。
ラオさんは中にいる人と小声で何か話しておりましたが、すぐにチェーンロックが外されました・・。
我々は中に通され、中年の中国人が一人だけいましたが、ニコニコしながら歓迎してくれたのでございます。
そのオジサンは私に名刺を差し出しました。
名刺には、“Executive Bonds”Simonと書かれています。
ボンドビルの支配人サイモンとでも言うのでしょうか・・。
我々はすぐ居間に通されたのですが、静かで薄暗くて不気味な感じの部屋でございます。
o(・_・= ・_・)o キョロキョロ
居間には誰もいませんで、どうやら我々だけのようでございます。
ソファーに座り、出された水割りをチビチビと飲んでおりましたが、隣の部屋ではサイモンおじさんが誰かに電話しているようです。
多分、女性を呼んでいるようなのでございます・・。
なるほど、ここは秘密のクラブなのか・・?フムフム^^;)
と私は何となく考えておりましたが、15分ほどすると・・、チャイニーズの若い女性が一人到着しました。
なんだ?一人だけかよ?と思っておりましたら、ラオさんが私に耳打ちしたのでございます。
「どうだあの子は?気に入らなければ返しても良いよ・・。」
私は、出張ホステスを呼んでいるのかと思っていましたら、なんとズバリ○○のお店なのでございますぅ・・。 (;´Д`)ハァハァ
薄暗い居間なので、相手の顔がはっきりとは見えません。
しかし、あまり贅沢やワガママいってる場合じゃないので、
「OK-la!」と言ってしまいました・・。😅
私は一番バッターとして、寝室へと案内されたのでございます。
寝室に入りまして、明かりを点けますと超上玉でございます。😱
見掛けは十代後半で、女子大生かどこかのお嬢様のような清楚な雰囲気を持つ美人でございます。
いやぁ、どう見てもコールガールには全く見えません!^^;)
・・・・・・・・・・・・シーン(自粛)
という事で、1時間ほどマレーシアの歴史と、英語のレッスンを受けたり、「明日からこういう事は止めなさい!」とさんざん説教いたしまして、居間に戻ったのでございます。(笑)
私が一番バッターだったのに、他のメンバーたちはもうスッキリした顔で居間で待っていました・・。w
満足そうな私の顔を見まして、ラオさんが言いました・・。
「マレーシアは素晴らしい国だろう?ムフフ」
私は親指を立てて、「バグース!バグース!」と言うと、ラオさん「そうだろう・・。ウフフ」と喜んでおりました・・。w
この秘密のサイモンの店にはその後、一度だけ会社の同僚達と行った記憶がありますが、幸いにもKLにはガールフレンドがいますので、お世話にならずに済んだのでございます。(笑)
帰りがけにサイモンから、「アナタはラオさんの紹介だから、VIP待遇するアルヨ。と言われていたのですが・・。(笑)