少し変わった子あります森 博嗣文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
最近、本を読む時間をなかなか取れませんでしたが、
先日、本屋で数冊衝動買いしてしまいました。
その中の一冊です
大学に勤める小山は、同僚の荒木から、
ちょっと変わった店を紹介される。
そのお店は、連れを連れては行けないらしく、行くときはひとりで。
わかっているのは、電話番号のみ。
場所も、料理も、毎回変わるようだ。
応対してくれるのは、いつも、女将ひとり。
自分のほかに、別の客のいる様子もない・・・
この店には、そのほかに、ちょっと変わったオプションがあって・・・
その店のことは、しばらく、忘れていたのだが、
店を紹介してくれた荒木が失踪してしまう。
何かの、手がかりになればと、
小山は、古いメールを調べて、その店に電話をかけてみる。
おいしいお料理が並んだ、ミステリーなのかと思っていたのですが、
ちょっと違ってました
(この日に一緒に買ったのが、『香菜里屋を知っていますか』と、
『Rのつく月には気をつけよう』で、
おいしいお話にかなり飢えていたみたいです。)
森博嗣さんは、密室トリックのミステリーのイメージが強いのですが、
ちょっと、狐につままれたような、ファンタジーっぽい一冊でした。