不安になる理由
聖書は人生に関する現実的な見方を示しており,不確かな事柄や変化に対するふさわしい態度を培うのに役立ちます。
確かに,家族のきずな,社会的地位,知性,健康などは,ある程度の安心感をもたらすかもしれません。
しかし聖書は,それらを当然あるべきものと考えたり,順風満帆の人生を期待したりはできないことを示しています。
賢王ソロモンはこう述べました。
「速い者が競走を,あるいは力のある者が戦いを自分のものにするわけではない。また賢い者が食物を得るのでも,理解のある者が富を得るのでもなく,知識のある者たちが恵みを得るのでもない」。
どうしてでしょうか。
「なぜなら,時と予見しえない出来事とは彼らすべてに臨むからである」。
それでソロモンはこう警告しました。
「まさに災いの網に掛かる魚のように,わなに掛かる鳥のように,人の子らも災いの時に,それが突然彼らに襲うときにわなに掛かるのである」。
「太陽の下,再びわたしは見た。足の速い者が競争に,強い者が戦いに,必ずしも勝つとは言えない。知恵があるといってパンにありつくのでも,聡明だからといって富を得るのでも,
知識があるといって好意をもたれるのでもない。時と機会はだれにも臨むが人間がその時を知らないだけだ。魚が運悪く網にかかったり,鳥が罠にかかったりするように,人間も突然不運に見舞われ,罠にかかる」。
(コヘレトの言葉・伝道の書 9:11,12)
イエス・キリストも,一つの世代の人々全体が極度の思い煩いと不安を経験する時に言及し,次のように鮮明に描写しました。
「太陽と月と星にしるしがあり,地上では,海のとどろきとその動揺のゆえに逃げ道を知らない諸国民の苦もんがあるでしょう。同時に人々は,人の住む地に臨もうとする事柄への恐れと予想から気を失います。
天のもろもろの力が揺り動かされるからです」。
とはいえイエスは,今日の心の正直な人たちにとっての明るい見込みも示しました。
「これらの事が起きているのを見たなら,神の王国の近いことを知りなさい」。
「また,太陽と月と星にしるしがあり,地上では,海のとどろきとその動揺のゆえに逃げ道を知らない諸国民の苦もんがあるでしょう。同時に人々は,人の住む地に臨もうとする事柄への恐れと予想から気を失います。天のもろもろの*が揺り動かされるからです」。
(ルカ 21:25,26)
「このように,あなた方はまた,これらの事が起きているのを見たなら,神の王国の近いことを知りなさい」。
(ルカ 21:31)
同様にわたしたちも,不確かな将来を恐れるのではなく,むしろ神への信仰によって,その不確かな事柄の先にある安心をもたらす素晴らしい将来に目を向けることができます。
希望に対する全き確信を保つへ続く>>>>
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/region/nishinippon-1000603157
一部引用
新型コロナウイルスの影響で休校となった学生が、帰省先で感染を広げるケースが相次いでいる。
九州でも、学生寮でクラスター(感染者集団)が確認された福岡市の専門学校生が福岡県内外の実家に戻って家族に感染を広げたと疑われる事例が発生。
流行地からの帰省が感染を拡大させるとの懸念は以前から指摘されており、大型連休を前に政府や自治体は改めて不要不急の移動の自粛を強く呼び掛けている。
学生の帰省で感染が拡大したとみられるのは、同市東区の専門学校「福岡和白リハビリテーション学院」。
臨時休校を受けて7日から山口県に帰省していた男子学生が11日に現地でPCR検査を受け、感染していたことが判明した。
翌日に実家の母親ときょうだい1人も陽性と分かった。同県は学生から家族に感染が広がったとみる。
同学院では18日までに男子学生と同じ寮で暮らしていた学生を中心に計8人の感染を確認。
男子学生のほか、2人も帰省先の福岡県飯塚市と長崎県で検査を受け、判明した。同学院を起点とした感染者は計10人に広がっている。