読者より :
精神世界のような見えないものは信じず、興味がなくても、日頃から周りに対し
て感謝の心で接し、親孝行しながら自身の努力で人生を切り開いたり、自分を
磨こうとしている人の方がよほど素晴らしいということを、このブログは感じさせ
てくれます。もし精神世界に思いを馳せたり、霊に興味を持つのなら、極端な
話ですが先祖霊だけで十分ではないかと思うようになりました。
返答 :
これは、答えですね。
人間は、自分の思いどうりに行かない時、何とかしたい思い
で、願掛けや、叶えてやれると自称する人間、または叶える
事が出来そうな人間に頼りがちです。
まず、ここには逃避があります。自分の努力では、とても
無理そうだ。難しい。 だから、頼ろうと・・・・。
この世で、自分の周囲で起ることの全てには、原因があり
ます。生活環境にしろ、健康、仕事、人との縁・・・・食べ物。
ただ、今、自身に生じる現象が、過去のどこに原因が有る
のかが、自分では直接に結びつける事が出来ないので、
原因が分から無い為に不安になり、自分の不運に嘆くの
です。 そして、その不運から逃げようと、目に見えないモノ
に頼ろうとするのです。
確かに、物事の原因が、自分の過去生の行いから来てる
場合は、確かにあります。 自分の記憶には、無いので
何故、自分がこんな目に会わなければと、成るのは当然
です。 でも、これを消化しようと自分で決めて、やっとの
思いで、わざわざ転生して来たのです。
では、記憶さえ過去生から切れずに認識できれば、喜んで
この不幸に耐えて、受けることが出来るのにと思うかも知れ
ません。 しかし、これでは、消化力が弱いのです。
ただの、惰性に成ってしまい、魂の生長には、成りません。
消化の為に、余計に永い時間が必要に成るのです。
今生で消化できずに、ずるずると来世に持ち越すかも知れ
ません。
ようは、自分に起こることは、良いことも、悪いことも全て
受け入れて、逃げない事です。そして、悩まないことです。
この世でする行為、行動とは、如何に重要で痕跡を残す事
かを、思い知らなければ生けません。悪いことをすれば、
生まれ変わってでも償わなければ、なら無いのです。
うやむやで消えることは、絶対にありません。
もし罪を犯したなら、その分、良い事をすれば良いのです。
罪の相殺は、因果の法則で許されているようです。
先祖供養や親孝行が大事な理由は、これらの因果の消化を
スムーズに体験させ、因縁を軽減させることが出来る大きな
善の因縁をこの世で生み、悪因を相殺するからです。
もちろん、行動による人助けの実行は、よりもっと相殺してく
れます。
もし、御金をだせば、あなたの悪因を自分が取ることが出来
ると自称する人がいたら、
”とんでもない。折角のチャンスをあなたに上げるのは嫌だ”
と言ってやって下さい。
もし、苦しい事が有っても、この言葉を心底思えるように成れ
ば、この世を楽しむことが出来ます。 それは、
生かして頂いて ありがとう御座います
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