日本神話のヤマタノオロチ伝説について、リーディングして
視ました。この神話には、幾つもの時代の出来事が重複し
て織り込まれており、色々な解釈が出来ますが、今回は
この物語の核と成る、その中でも新しい3500年ほど前の
出来事を書きます。
高天原を追放されたスサノオは、川を上ってみると老夫婦が泣いていた。その夫婦には8人の娘がいたが、毎年古志(古事記では高志と表記。越国とも出雲国古志郷とも考えられる。)からヤマタノオロチがやって来て娘を食べてしまった。今年もオロチのやって来る時期が近付き、このままでは最後に残った末娘のクシナダヒメ(櫛名田比売、奇稲田姫)も食べられてしまうので、泣いているのであった。
スサノオは、クシナダヒメを妻として貰い受けることを条件に、ヤマタノオロチ退治を請け負った。スサノオがオロチを切り刻んだとき、十拳剣の刃が欠けた。剣で尾を裂いてみると大刀、天叢雲剣が出てきた。
天叢雲剣は鉄製であり、十拳剣が天叢雲剣に当たって欠けたということは、対する十拳剣は青銅製であったことを類推させる。(Wikipediaより抜粋)
ヤマタノオロチとは、大蛇では無く、ヤマタイコクのオロチ
と言う意味です。
この当時のヤマタイコクは、白山の近辺に在りました。
今の福井県から石川県辺りが、中心になります。
山々に囲まれた大国=ヤマタイコク です。
白山王朝が外国の異民族に急襲された後、異民族が北陸
を拠点にして、日本人の中に混ざっていったようです。
そして中国大陸からの人と文化の流れがあったようです。
オロチとは、中国大陸から来た民族の呼称です。
霊聴では、オルシェ族とも感じ取れます。
このヤマタイコクは、後に現在の奈良県あたりに存在した
邪馬台国へと変わります。
ヤマタノオロチは、”白山に居るオルシェ族”の事です。
オルシェ族は、中国大陸からの交流で、鉄文化による鉄剣を
持って、日本人を捕虜にしながら、九州方面への遠征を繰り
返していたようです。
これを、太古の白山王朝と因縁の深い、スサノオの人格神が
九州方面に人として生誕して、異民族の末裔を返り討ちに
した物語が、ヤマタノオロチ伝説でした。
このスサノオ人格神は、逆に白山に居た異民族の本拠まで
攻め上り、壊滅させたようです。 そして、日本の支配権を
天照太御神を奉じる、日本人の或る集団に帰したのです。
これが、スサノオが天照太御神に天叢雲剣を献上した部分
に表現されていました。
神話では、異民族を象徴して大蛇に表現した理由は、その
異民族を忌み嫌う意味と、白山の九頭竜川のある地から来た
事を意味(川を龍とみる)する事と、彼らの文化技術にあった
製鉄のタタラの様相が、真っ赤な溶鉄が流れる様から来たと
感じます。神話の中で、大蛇の赤い目と表現されているのは
溶けた鉄のことです。
今日も 生かして頂いて ありがとう御座います
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