伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

要らない、悲しさ

2007-12-20 18:20:51 | Weblog

クリスマスが近づいて来ました。
毎年この時期、車を運転していますと色々なクリスマス・ソング
がラジオから聞こえて来ます。
すると、必ず思い出す10年ほど前に放送されたTVの
1シーンが、私には有ります。 それは、フィリピンのゴミ
の山で生きている孤児の子供達の姿です。
ゴミが堆積して山に成り、中のゴミが自然発火して常に煙
が燻ぶる通称スモーキーマウンテンに捨てられた幼い子供
達だけが、数人でかたまって暮らす模様をTVの特集で
放送されていました。 沢山の子供が、成人になる前に亡
くなってしまうと、当時のTVで言っていました。裸足でゴミ
の山を漁り換金出来そうな金属を集めるので、足を切って
もそのままなので壊死を起こして、全身にばい菌が回って
死ぬとか、不衛生な水や拾い食いをするので、病気になり
亡くなるそうです。 中には、3,4歳ぐらいの幼児の姿も
有りました。

この取材をされた時期が、ちょうどクリスマス前でした。
フィリピンは暑そうで、もちろん雪とは無縁です。
日本人の取材者が、子供達をつかまえてインタビューして
いました。 
”もうすぐクリスマスだけど、何の日か知ってる?”
”うん。” ”何の日だい?” ”プレゼントが貰える日なんで
しょ・・・・”  ”クリスマスが来ると嬉しいかい?” 
無言で首を横に振る子供。  ”どうして嬉しく無いの?”
”どうせ、何も貰えないから・・・クリスマスなんて要らない”
と、子供は言って走り去りました。 
その走り去る時、一瞬、その子供はTVカメラに向かって 
ニコッ と微笑みました。 目が大きな6歳ぐらいの可愛い
少年でした。 その少年の大きな瞳と白目の部分が
クッキリと鮮やかだったのが、今でも思い出します。

フィリピンは、キリスト教が広まっていますので、孤児の子供
でも、クリスマスの行事を知っていたのでしょう。
クリスマスは、イエス・キリストの生誕を祝う祭日ですが、
私には、どうしても北極星へ感謝を捧げる日と感じます。
根源の存在が出す、生命を生み育む波動は、北極星の方向
から感じます。 北極星は、移動出来る、単なる放出する
蛇口かも知れませんが・・・・。

生かして頂いて ありがとう御座います

   
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コメント (68)
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