読者より :
お線香供養は自分供養にもなる、と教えいただきました。ということは、今、先祖供養を続けていけば、自分が亡くなったあとは、頼るモニュメントもいらない、
ということですよね?自分のお墓は要らない、としたら、骨壷分の遺骨はどうするのでしょう?
返答 :
7月5日の過去記事より引用、
”子供が居ない方や、生涯 独身の人は、尚更に先祖供養
を名乗る苗字で、した方が良いです。生きている間に、先祖
を慰める因を作った人は、死後に必ず導かれて成仏し易い
です。作用、反作用で自身がした事は、自身に帰ってくるの
です。” と、書きました。
近年は御墓が高価で、一般人には新規で持て無いかも知れ
ません。 私自身は、遺骨を焼き場でそのまま廃棄して頂い
て、短冊の代わりに黒塗り木地に金文字で、
「○○家先祖代々の霊位」 の位牌だけを作成して、裏側に
没年と年齢と名前を書いて欲しいと家族に言っていますが、
家族は小さな御墓を買いたいと言っています。
これは、どうなるかは縁に任せて、将来を心配することでは
ないと、私は思っています。
先祖供養とは、本当に奥が深いものです。
先祖を順番に遡ると、究極は人類の始祖にまで辿り着き
ます。 決して、自分の先祖のみでは終わりません。
「生かされている感謝」をキーにした、感謝の先祖供養を
突き詰めると、万物への供養、自然賛歌に成ります。
ここには、供養が届いているか、どうかを心配する気持ち
は起こりません。 自分が今、存在すること自体が、感謝
せずには居れないから先祖供養する、と成ります。
供養が届いているか心配する間は、「してあげた」そして
「効果は?」と、利益を期待する自分が居ます。これでは、
供養は続かない事に成るでしょう。
今、私達は、生きています。 生物は、簡単に死にます。
たった1度の簡単な不注意で、死にます。
この脆く綱渡りのような、すぐに消えるバトンを渡し続けら
れた結果が、今、生き続けている、あなた、です。
何を不満に思うことが、ありましょうか?
生かして頂いて ありがとう御座います
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