伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

口の伝えは真実

2009-01-18 09:41:56 | Weblog
『通りゃんせ』 作詞・不詳   本居長世 編・作曲

通りゃんせ 通りゃんせ
ここはどこの 細通じゃ
天神様の 細道じゃ
ちっと通して 下しゃんせ
御用のないもの 通しゃせぬ
この子の七つの お祝いに
お札を納めに 参ります
行きはよいよい 帰りはこわい
こわいながらも
通りゃんせ 通りゃんせ

本居宣長は、江戸時代を代表する国学者であり、隠れた面では稀代の
霊学者であり、優秀な伊勢神道家でもあります。
この童謡に曲を付けて広めたのが、本居宣長から6代目の
子孫です。 作者をワザと不明にして、自分の実家に伝わる
宣長が残した遺稿から歌詞を見つけて作曲したと感じます。
童謡や民間伝承には意外と霊的に深いものが多いです。

行きはよいよい 帰りはこわい」とは、私たちの魂が生まれ出る過程その
ものだと感じます。
生まれたくて、生まれ出たくて魂は現実界に誕生し、そして死に向かって
心配しながら歩いて行きます。
この歌は、神様が魂をこの世に降ろす過程そのものを表現したと感じます。
生まれた魂には、全員に神様からの御用があることを意味しています。

民間伝承と言えば、民族学者の折口信夫は日本全国をくまな
く歩き研究した結果、歴史の本当の真実は口伝による先祖か
らの伝えに残存するとして、文書で残る物は疑うべきだとの
示唆を残しています。
その折口が残した印象深い見解が有ります。
芸能史、国文学を主な研究分野とするその研究は「折口学」といわれる。その業績はマレビトヨリシロに集約されうる。すなわち、国文学の起源を祝詞呪言に求め、さらにそれらがマレビト信仰に基づくものとした。また聖なる霊魂をヨリシロによって呼び寄せることによって、人間は神秘的な力を身につけられるとし、天皇は天皇霊を身につけた人物であると読み解いた。」 Wikipediaより。

民族学を極めた結果、
マレビト=神霊の概念。
ヨリシロ=実践的オカルト霊学の奥義。
を導き出しました。 これは私が神霊から伝えられた秘儀の
基本表面と一致します。
折口が学問の立場から究めて霊的世界を正しく捉えたとは、
私には稀有なる事だと思います。
真実が一つならば、当然の道理なのでしょうか。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

人類の 5% 運動を広めたいです。
     

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コメント (263)
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