切腹マニアという造語を聞いたことが有るでしょうか?
ある昭和の有名作家も、切腹マニアで苦しんだと聞きます。
とにかく何のサガなのか?自分自身で切腹する幻想に取り憑かれて、想像するだけでも恍惚としたエクスタシィに浸る幻想を抱くようです。
その有名作家も、切腹の真似ごとを繰り返した後、最後は自身で割腹自殺をされました。
当時の世間は、あまりの凄まじい死に方に震撼したものです。
これは、その人の無知がさせるサガなのか?
生活苦から逃れるためなのか?
ところが彼の場合は、最高の学歴、名家の出身、富裕層、社会で高い評価を受ける、豪邸と美人な奥様と子供たち、というあり得ないほどの成功を収めた日本を代表する若きスーパーエリートだったのです。
実は、これに似た切腹マニアが今でも男女を問わず意外と居るのです。
私の過去の相談者にも、似たようなタイプの30代の男性がいました。
その人の場合も、商社に勤務する順調な人生を歩んでいるのに、とにかく意味不明な切腹への渇望に苦しまれていました。
彼を視ますと、彼自身が過去生で武士の頭領の時代に、部下に切腹を命じてさせていました。それも何人も。
すると今生の彼は、過去生の自身の反射を受けて、
・ 自分も同様な切腹をしなければ生けない。そうしないと自分は許されない。
という感じで、彼自身の生霊と、過去生の部下たちも誘導をしていました。
彼の場合は、彼自身がヨリシロ霊位の供養を理解して、自身で先祖供養をして行かれました。
数年後には、「あれは何だったのか?」と、霧が晴れるように幻想から解放されました。彼の運命が変わりました。
でも、刀剣などを見た場合に、過去の感じを思い出すようです。
でも多くの人の場合は、自分のサガに巻かれて突き進むと思います。
彼には先祖供養が出来るだけの良い面、善徳も有ったからでしょう。
ここで思いますことは、因果やサガ(性癖・浮気性・特殊な趣味など)のリピート再生力の強さです。
有名作家にしましても、冷静に分かっているはずなのに、自身で止めることが出来なかったのです。その学歴を見ましても、尋常では無い意志の強さを持つことは間違いがありません。でも、ダメだったのです。
しかし、先祖供養の御蔭と言いましても、証明が出来ないことです。供養が良いとか、効くとか、言うことが出来ません。
それよりも精神医学的な分析が出来る範疇の事案かも知れません。
でも、このような切腹マニアに取り憑かれた人を、どうすれば良いのか?
そういう人が、他者を傷付ける妄想に転じた場合、やはり危険です。
これが自身の過去生だけでは無くて、
・ 引っ越しを契機に(知らずに刑場の跡地に引っ越したなど)
・ 結婚で名字が変わってから。(相手の家系が持つ因果)
・ 勤務先が変わってから。(場所の影響)
・ 古刀や、戦国時代の鎧(よろい)などを入手してから。
ひょんな切っ掛けで、人生が変わる人も見られます。
もし、自分が危険な方向性に変わったと感じた場合は、上記のような他者のパターンを知っているだけでも、自分で「イカン、イカン」とブレーキを掛けられるものです。
更に先祖(遺伝子の集合体)に感謝を思うだけでも違います。
意味不明な自分のサガに負けないように、このような知識も参考にして頂けるならば幸いです。
でも、先祖供養を勧めている訳では、決してありません。
これも、自分が持つサガが決めることだからです。
無理は不要ですし、自身のサガで出来ない人もいます。
人類が持つ未知の領域が、まだまだ有るということなのです。
生かして頂いて 有り難う御座います
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