最近に感じていたことなのですが、
・ 男性よりも、女性のほうが悟る人が出る時代かも知れない。
ということを考えていました。
昭和の時代は違っていました。
これは今は性の同一化、中性的、性別を超えた人間としての方向への理解が社会で進んでいることも関係するかも知れませんが、
・ 精神的に幼い男性が増えている。女性は、現実を見ている。
・ 包容力の少ない男性が増えている。
・ キレやすい男性が増えている。
このような面を感じています。
しかしここで、以上の私の感想の「間違い」に気付きました。
・ これは性別に関係が無いことである。
・ 男女共に言えることであり、性別に関係がない個人差の問題である。
このように思います。
精神性に関する理解センスが、「この人は持っている」と感じる人が、最近はたまたま「女性に多かった」ということでした。
では、それはどんな人だったか?
・ 愛情が強い人
・ 包容力が有る人
・ 慈悲(思いやり力)の有る人
このような人に、「いずれは悟る可能性が有る人」だと感じていました。
残念ながら最近の男性には、この3点を感じる人が少ないという意味でした。
でも、どうしてこの3点が少ない男性が増えたのか?
これを考えますと、
・ 幼少期の母親との関係性。
・ 愛情や思いやりを、親から受けなかった。
・ 親がいない御方の場合は、良い先生との出会いが残念ながら無かった。
・ 他人から愛情や思いやりを受ける環境では無かった。
人間は、自分が「受けていなかった事」は、「出しにくい」「分からない」という悲しい面が有るかも知れません。
でも、これも個人差の問題であり、どんな環境で育っても「動物たち」や「植物の育成」から愛情を学ぶ高い魂もおられることでしょう。
今日の言いたい話はここからです。
結局、何を言いたいかと言いますと、
・ 愛情が強い人
・ 包容力が有る人
・ 慈悲(思いやり力)の有る人
この3点は、
・ 悟るためにも必須条件である。
・ 精神的な理解センスに影響する。
ということなのです。
この3点が無く、
・ 言葉や表現が似ていれば、細かい言葉尻だけを追うことに執着して、理解というものから離れる。
・ アマノジャク的な、屁理屈の反論が心を占めて、理解しようとする包容力も無い。
これが近年の男性に特に多く見られる傾向です。
ところが言葉の矛盾を感じたとしても、それに囚(とら)われずに、
・ 「それでも、そこで大切なことは何か?」と原点に戻ることが出来る。
・ 細かいことは分からないけど、それでも大切なことが何となく分かる。
・ 矛盾を感じても、「それでもなあ」という大切な「大きな視点」に戻る。
このような傾向の人が居ます。
これは男女共に、苦労した人が特に持っておられると感じます。
死にかけるほどの苦行でも悟れなかった釈尊が、
・ スジャータという女性からの「愛情」と「思いやり」を受けて、1発で悟りました。
上記の3点が、最後の最後に釈尊に不足していた点だったとも言えます。
これが以上の分析の方向性の正しさを後押ししています。
もし生活の中で、心配とストレスに包まれた時には、
・ 愛情が強いこと
・ 包容力が有ること
・ 慈悲(思いやり力)
これを思い出して欲しいものです。
これで、「まあ良いわ」「仕方がない」と冷静に戻ることが出来るかも知れません。
男女関係なく、性別を超えた人類の大切な点だと思って頂ければ幸いです。
生かして頂いて 有り難う御座います
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