人生には、愛するペットとの別離や、大切な家族との死別が有るものです。
また、愛する人と死別すると想像するだけでも、自分も死んでしまいたく成ると言う人もいます。
でも、自分が本当にそのペットや人を愛していたならば、
・ 自分も死ぬ、のでは無くて。
・ その相手を供養するために、自分が生きる。生きなければ生けない。
という発想の転換が大切です。
故人やペットを誰が供養するのか?
それが出来るのは、自分しか居ない。
と思うことが、亡くなった存在に対する正しい態度だと感じます。
霊的にも、故人を追い掛けて、もし自分が自殺をしてしまいますと、会える可能性はゼロに成ります。
死後の行き先が、まったく別次元だからです。
でも自分が、与えられた命を最期まで通常通りに生き切れば、先に亡くなった「最期まで生き切った」故人たちと普通に会えると思って大丈夫です。
では、どうしても自殺をした故人と自分が会いたいと思うならば、その方法は無いのか?
方法は、有ります。
自分が生きている間に、自殺をした故人を供養して行くことで、故人の状況も変化を起こします。
これにより、再会の芽が生じます。
しかし、自分が本当に人生を正しく生き切ってアノ世に逝った場合、
・ 自分がアノ世に行きますと、自殺した故人と会いたいという気持ちが消えているのが大半なのです。
その理由は、自分の死後に魂の視野が広がり、
様々な正しく生きた自分が知る故人や先祖たちとも再会し、
アノ世では過去生も含めた色々なことを、自分が思い出すからです。
そして、自殺をした会いたかった故人の、自分が知らなかった陰の部分や、様々な事情も、アノ世では分かってしまうからです。
自分の魂が公平な視点をアノ世で取り戻した時に、自殺をした故人については、「仕方がない」「また生まれ出た時は会いたい」という前向きな気持ちに成ります。
自分が生きている間に、故人たちを供養するということは、
・ 故人たちと一緒に生きていることに成る。
これが言えます。
だから故人を本当に自分が愛していたならば、
・ 自分も早く死にたい、では無くて。
・ 少しでも自分が長生きをして、長く故人を供養したい。
という発想の転換をして欲しいのです。
ある御夫婦が、旦那さんの生前は喧嘩ばかりしていたそうです。
ところが旦那さんが病気で死んだ後に、もう会話も喧嘩も出来ない旦那さんの供養をして行くにつれて、
・ 自分だけの本当の旦那さんに成った。
・ 初めて、夫婦だという実感がした。
このような感想を漏らした婦人がおられました。
供養=共に生きること。
まさに「正しい」供養の実践で、これが起こったということです。
だから、これが夫婦だけでは無くて、親子関係でも言えますし、恋人同士でも、ペットにも、
・ 自分が供養をすることで、亡くなった存在たちと今を生きることに成る。
これが起こっています。
どんな悲しい死別でも大丈夫です。
魂は、死ぬことが出来ないからです。
もし死別しても、まだまだ続きが有ると思って、今を明るく生きましょう。
以上は、根拠のない私の死生観です。
皆さんなりの、解釈をして頂ければ幸いです。
生かして頂いて 有り難う御座います
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