2016年 1月4日(月)
申年の最初の登山は干支の山に登ろう。
という事で愛知県豊田市にある猿投山に行った。
猿投神社の奥にある登山者用駐車場へ車を停めた。(トイレもあり)
7時過ぎだけど、かなり車が止まっており、準備している間にもどんどん車が入ってきた。
駐車場は30台くらいは停められそうだ。(数えなかったけど。)
7:30に出発。登山口までは東海自然歩道を歩いていく。
歩いていくと「水神の祠」があった。ちゃんと榊が生けられている。
7分くらい歩くと水車が見えてきた。ここの舗装道歩きは楽しいよ、次々と見どころがある。
近くまで行ったら説明板があった。
トロミル水車というんだ。ちょっと賢くなった。
次は・・・「お倉岩」という大岩。名前の由来はわからず。
駐車地から20分歩いて、ここから山に入って行く。
猿投山登山口(東回り登山道)。
すぐに「御門杉」と名付けられた巨木があった。
整備された道を登って行く。
一旦舗装道に出て渡ると、標識がある。
標識には休憩所まで30分と書かれていたが古い標識で他の所は読み取りにくい。
同じように整備された登山道を登って行く。
また登りの階段。
登りの途中に休憩所があった。標識から17分で来れたよ。
休憩せずに通過した。
休憩所から5分程登ると、登山道から逸れてピークに上がるため(?)の踏み跡があったので行ってみた。
大きな岩を廻り込み、岩の間を登って行くと・・・。
展望が良い岩場があった。(大岩展望台)
今日は霞んでいる。
だけど、ここから見る景色は絶景という言葉しか思いつかない。
最高に気持ちいい!
もうこんな高いところまで登ったんだ。
ちょっと一休みしよう。
コーヒーとケーキでまったり。
大岩展望台から、元の登山道に復帰。直進すれば東の宮を経由して山頂に。
すぐ先に道標があった、左折すれば「西の宮」経由で「東の宮」に行く。
遠回りだけど、両宮参拝してから山頂に行きたいから、「西の宮」方面に向かう事にした。
少し下っていく。
分岐から5分程下ると自然観察路に降り立つ。
ここを左折し舗装道を下って行くと。
「西の宮」の鳥居が見えてきた。
鳥居を潜って坂道を登って行く。
高い木々の間でちょっと暗い感じ。
坂道と石段を登り終えると、西の宮があった。
西の宮を参拝後、石段を登って行く。
「西の宮」の裏にあたるところ、この山で毒蛇にかまれて亡くなった大碓皇子(おおうすのみこ)の陵墓がある。
ここでもお参り。
大碓皇子(おおうすのみこ)の陵墓の横から 自然観察路を進み、次は「東の宮」を目指す。
「おふないし」
花崗岩で出来ており、「祭神である大碓命が乗ってきた船が、石になった」という言い伝えがある。
人と比べてみて。大きな石でしょう。
御船石から先を進むと、大きな杉が目に飛び込む。
杉の傍にこんな立札があった。
杉から4分くらい歩くと、石が積んであり、最初の登山道「東の宮」への道へ合流する。
「東の宮」まで、後5分。
「東の宮」参道。
「東の宮」に着いた。
東の宮の主祭神は、大唯命の父である景行天皇が祀られている。
「東の宮」の左から緑の鉄階段があるので、そこを下って行く。
踏み跡しっかりある道を進む。
木々の間からの展望。晴れた日には赤石岳、聖岳が見えるようだ。
今日はさっぱり。(笑)
東の宮から7分くらいで「カエル石」まで来た。
この岩は古代の磐座(いわくら)だと言われている。
この看板が何ヶ所かにあった。むやみに入ったらダメなんだ。
人の声が聞こえ、山頂が見えてきた。
猿投山 629m に着いた
(豊田市と瀬戸市の境界)
一等三角点がある山頂。
ゆっくりと歩いたり、休憩したりしても駐車地から2時間20分くらいで登れた。
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下りてみると、木にこんなメッセージが掲げられていた。
下ったり少し登ったりしながら進む。
所々に休憩するところが設けられている。
気持ち良く歩いていると前方に赤い花が見えた。椿だった。
今の時期に咲いてるのは椿くらいだけど、真っ赤な花が、冬の殺風景な山に彩を添えてきれいだ。
少し歩くと、また休憩場所があった。
周囲の景色を見ると、まだ霞んでいた。
ベンチの横に書かれていた。「神島の神様 戻して下さい。」どういう意味なんだろうか?
進んで道は左の方に下りて行くが、右の方に登って行くことにした。
登ると鉄塔が建っている広場で展望がよい場所に着いた。
地元の方に教えて頂いた「秘密の場所」。
霞んでいて遠くは見えないけど、目立って見えるのは瀬戸デジタルタワー。
ベンチがある赤猿峠。
山頂から40分~50分くらい。
色々な情報を提供してくれた地元の親切な方々。
お礼を言って、私たちはここから降りることにした。
ベンチの後ろに道がついていた。
ここも迷う事はないだろう。
広見林道に出た。
広見林道はオフロードバイクの凹凸がいっぱい出来ていた。
川に沿って歩いていると、右手に滝が見える。
これは「血洗いの滝」。小さな滝だ。
舗装道に出た。この舗装道を登ると「西の宮」鳥居の前に行ける。
ここは右折する。
右折したところに、「血洗いの滝」についての説明板があった。
少し歩くと、次の滝が。
「二ツ釜の滝」。
「猿投七滝」と呼ばれる滝が七つある。
順に見ながら下りて行く。
「菊石」の説明板。
菊石。
珍しいモノを見ることができた。
川に沿った遊歩道から林道に出た。
猿投神社前まで、あと4㎞。
七滝で一番大きな滝、 広沢大滝があった。近くまで行けるのが嬉しい。
武田道登山道口の標識をみて 、広沢天神を過ぎたら、道が分かれているところがある。
ここから田園がある方に進んでいくと近道。
1月だけどポカポカした陽気。
猿投里山。
あっ!桜が咲いている。
鯉の養殖場を過ぎて。
標識があった。その通りに進む。
猿投神社前の道路に出た。
そして猿投神社へ到着。
参拝をして駐車地に戻った。
歩いた距離:13㎞。所要時間:6時間30分(休憩含む)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_mount.gif)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/47/64309b4a88e4181b689a3735aa6d1f60.jpg)
<猿投山について>
「猿投」は「猿」にちなむと言っていい、こんな伝承が残されている。
その昔景行天皇が伊勢に行幸した際、可愛がっていた猿が不祥事を起こしたので、伊勢の海に投げ込んだところ、鷲取山に逃げ込み、そのことから「猿投山」という名前がついた。日本武尊の東征の際、三河国から武士が従って功績を挙げたが、それは猿投山に逃げ込んだ猿であったという。