なかちゃんずの山歩き+α

夫婦で仲良く山へ登っています。

【阿蘇山】砂千里ヶ浜から中岳、高岳へ

2020年10月31日 | 九州の山

2020年 10月27日(火)

 
くじゅう連山で紅葉を楽しんだ翌日は、9月に入山が解禁された阿蘇山の中岳、高岳へ。
再び噴火があれば、次に登れるのは、いつになるか分からないので、この機会に登ることにした。
今でも火山ガスの規制があると登れないので、事前に「阿蘇火山火口規制情報」をチェック
しておく必要がある。
出掛ける前にチェックしたら、規制されていなかったので、大丈夫そうだ。
 
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阿蘇パノラマラインで登山口に向かう。中岳火口から火山ガスが上がっているのが見えた。
 
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ここから、遊歩道を歩いて砂千里ヶ浜登山口へ向かう。
 
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登山口までは有料道路に沿った遊歩道を20分弱歩く。
 
車で行くなら通行料が必要で、軽自動車600円、普通車800円だったような?
車で入る時はゲートで検温チェックがあり、体温が高ければ進入出来ないようだ。
登山者は歩いている人が多かった、車利用は殆どが火口見学の観光客のようで火口見学駐車場
まで上がっていった。
 
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シェルターがある登山口に着いた。
記帳所に登山届の用紙がはいっているので、記入し提出した。
 
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木道を歩いていく。砂千里の砂はちょうど海辺の砂浜を歩いている感じ。
 
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砂千里に転がっていた岩。こんなのが落ちてきたら、恐ろしい~。
 
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砂千里ヶ浜から小高い丘へ登ると注書きの看板があった。
ここがそうだったのか、昨日「阿蘇火山火口規制情報」で規制がかかり砂千里からの入山が
出来なかった。実際に来てみるとエリアがよく判る、ここから先には進めなかったんだ。
 
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歩いてきた木道と砂千里ヶ浜、地球以外の惑星のような雰囲気。
砂千里ヶ浜は中岳の古い火口跡だ。
規制がかかると砂千里ヶ浜にも入れないから、ここまで来れて良かった。
火山ガスが上がっているのが見える、今日は用心のために濡らしたタオルも持参した。
 
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踏み跡をたどって歩いていく。前の斜面を登っていくんだ。
 
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岩と石ころばかりの急勾配。
なるべく登りやすい所を探して登っているけど、のぶりんはさっさと登っていった。
 
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稜線に出た。砂千里ヶ浜を下に見ると高度感がある。
 
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今日も青空~。
 
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火山らしい地層が目を惹く。
 
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火山ガスが流れて、火口方面の景色がぼんやりしてきた。
足早に歩いて中岳へ。左側は切れているので注意しましょう。
 
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ほぼ平坦な歩きの最後に、少し登ると中岳に着いた。標高1506m。
後方には火口、ずっとガスが上がっている。
 
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中岳から見た高岳。次は高岳を目指す。
もやっているのは火山ガスのせい。
 
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月見小屋分岐。
 
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高岳への登り。
黒っぽい岩は火成岩の一種の安山岩かな。
 
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三等三角点のある高岳山頂に着いた。標高1592m。
山頂では先行者が2名休んでおられたが、後から次々と登頂者が来て、賑やかな山頂になった。
広い山頂なので密になることはないけど。
 
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中央の一部岩が盛り上がったような所が天狗の舞台。
その後方には根子岳のゴジラの背のような稜線が見えた。
下に広がる大地は大鍋。そこに月見小屋が小さく見えた。
上から見ると歩きやすそうに見える大鍋だが、地震による崩壊で危険な箇所が多くなっているとか?
大鍋、東峰、高岳ルートは立ち入り禁止になっているそう。
 
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高岳から見た中岳と火口。
高岳で休憩して来た道を戻る。
風の流れが変わったか歩くコースから火山ガスがなくなった。
 
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高岳からの下り。この景色の中で見ると、なんて小さい私なの。(笑)
 
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これから歩くコースを眺めて。
 
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右手の方の景色。
仙酔峡からのコースはこちらから。
 
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熊本地震と中岳爆発的噴火で損壊した仙酔峡ロープウェイ火口東駅の駅舎が見えた。
 
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ズームしてみると、痛々しい跡を感じ取れた。
 
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今も活発な活動を続けている中岳火口。
往路ではガスではっきり見れなかった地形がくっきり見えた。
 
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砂千里ヶ浜が見えた。後は注意して急な斜面を下るだけだ。
 
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砂千里ヶ浜に着地~。
帰りは砂千里を歩いた。疲れた足の裏には優しい砂の踏み心地。
 
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シェルターのある登山口に着いた。
この足で火口見学に行こうと思ったら、上の駐車場から係員の方が
「今は立ち入り禁止になりました。ここから先には行けませんので~。」と叫んでいた。
また規制がかかったので、諦めて帰ろうとしたら、数分後には、立ち入りできるようになったとアナウンス。
地元の登山者さんによると、数分間で変わる事があるという。
 
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立ち入り禁止になる前に見に行かなきゃ~。
 
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規制解除になったので車のゲートも開門、次々と車が上がってきて見物人が増えてきた。
 
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火口を下に覗く。
 
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地球の息吹きを感じる中岳第一火口。意外に匂いは強くない。
 
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安全レベルのライトは青だった。
 
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展望台付のシェルターにも登ってみよう。
 
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中岳と火口。ちょうどガスがなくなった。
火口見物も出来たし、思い残すこともないので、さぁ下りましょう。
 
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駐車地まで戻ってきた。
中岳の方を見るとまた火山ガスが出ていた。こんな状態だが安全の域なんだろう。
11/1から中岳火口と山麓を往復するシャトルバスの運行が開始される。
ロープウェイの再建を断念しその代わりの定期バスだとか。
噴煙を上げ続ける中岳だから、その方が賢明な策かも知れないね。
 
 
 

【くじゅう】紅葉の久住山系へ

2020年10月30日 | 九州の山

2020年 10月26日(月)

 
週末の天気予報を見ていたら九州が1週間くらい雨の予報がない、それじゃ紅葉が見頃の
「くじゅう連山」に行こうという事になった。
急いで車中泊の準備をして、大分県の「牧の戸登山口」を目指して約10時間ちょっとの車旅へ。
伊勢から九重インターまで高速道、渋滞してなさそうな中国道を選択したら大正解、所々で
工事規制はあったが、空いていて楽に大分県まで行けた。
 
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登山の前日、牧の戸峠登山口にあるレストハウス前駐車場に到着。
夕陽に映える紅葉が綺麗で期待が膨らむよ~。
 
コース:牧の戸登山口~沓掛山~久住分れ~久住山~稲星山~中岳~御池~天狗ヶ城~
    久住分れ~星生山~沓掛山~牧の戸登山口
メンバー:のぶりん・さなりん
 
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6時30分過ぎに牧の戸登山口から出発。最初は舗装された道を登っていく。
 
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少し登ると東屋がある展望台。由布岳に朝日が射し始めた姿を見て一息つく。

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朝日に照らされ紅葉が鮮やかに見えてきたが、まず梯子を登って沓掛山へ。
 
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このコース最初の山、沓掛山、標高1503m。
狭い山頂に三脚固定をしたカメラマンが陣取っていたので、山名板だけ撮ってそそくさ退散した。
 
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紅葉の尾根が見えてきたが、あの尾根を下りるのは帰路にしよう。
その方が光の具合が良さそうだ。
 
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草原の中を歩いているような平坦な道。
朝日に向かって登っているので、眩しい~。周囲の景色がよく見えないな。
 
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ちょっとした岩場を通過しゴーロを下ると、久住分れ避難小屋が見えてきた。
 
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久住分れ避難小屋。
建てたばかりのようで、ヘリで運ぶ機材がまとめられていた。
 
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久住分かれから、久住山への登り。見た目はゆるそうだけど、結構しんどい。
 
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岩の間の登り。
 
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着いた~久住山山頂。標高1787m。
 
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山頂から少し下った所で休憩。広がる景色が素敵!
 
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近くの山では味わえない山の雰囲気が新鮮!
 
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久住山周辺にはリンドウが沢山咲いていた。
 
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久住山から下りて、稲星山が姿を現す。次はあの頂へ。
 
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稲星山。標高1774m。
前に聳えるのは大船山と白口岳、あちらの山も紅葉中。いつか大船山にも登ってみたいな♪
 
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次は九州本土最高峰の中岳を目指そう~。
 
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中岳への登り。
 
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登っている途中で先ほどまで居た稲星山を見る。
 
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中岳山頂に到着。標高1791m。
人気の山なので、山頂での記念撮影も順番待ち、平日でも登山者が多かった。
 
岩稜を有した山頂からは、坊がつる湿原、平治岳、大船山が近くに、遠くには由布岳、鶴見岳が見えた。
 
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反対側からはエメラルドグリーンの御池が見えた。
その後方左には久住山、右手方面には、これから向かう山々の稜線がなだらかに伸びていた。
 
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中岳からの遠望で気になる山をズーム。
周囲の山々よりはるかに高い山、たぶん雲仙普賢岳のようだ。
 
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中岳から下って御池近くまで行った。
 
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御池から登山道に復帰。中岳を背にして進む。
 
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次は天狗ヶ城~標高1780m。
 
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御池を廻り込むように降りていく。
 
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久住分れに着いた。ここからまた登り~。星生山を目指す。
 
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稜線から下を見ると朝歩いてきたコースが見えた。
人が動く姿を確認。
 
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ズーム~まだ沢山歩いている、中岳か久住山までかな?そんなこと、余計なお世話だね~。
 
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岩稜の尾根、ちょっと変化があって面白い。
 
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岩の間を通ったりしながら通過。
 
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振り返ると、こんな尾根。岩の上で黄昏る人ひとり。
 
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ここを登ったら山頂かと思ったら、まだだった~。少し先のぽっこりした所。
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星生山に到着。標高1762m。
 
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星生山の横には硫黄山。
 
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白い噴気が見えた。この程度ならいいけど・・・。
 
 
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さぁ、紅葉の尾根へ下ろう。
 
 
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いい景色! のぶりん待って~そんなに急いで何処へ行く?
 
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歩いてきた稜線の斜面にポツポツと紅葉。
 
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下りながら前を見ると、素晴らしくきれいな景色!
 
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振り返って見たら、またまた素敵!
 
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後方から降りてきたカップルも「きれい」を連呼していた。
 
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素晴らしい紅葉、息を呑むほど美しい景色って、こういう事を言うのかなぁ、って思った。
 
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前方には沓掛山。
 
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もうすぐ登山口なので、振り返って最後の景色を楽しむ。
 
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あれ?これってキリシマツツジ?咲いてたよ。
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木の階段を下って。
 
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舗装された道を下れば牧の戸登山口に着いた。
 
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登ったご褒美「峠のソフト」を食べながら、楽しかった一日を思い浮かべていた。
初めての「くじゅう連山」は美しく魅力的な山だった。
今度はキリシマツツジが咲く頃に来たいなぁ。♡

【阿蘇九重】スリル満点、由布岳。

2016年10月17日 | 九州の山

2016年 10月13日(木)

 

H28年4月16日に発生した地震の影響で、規制されていた登山コースが、8月に解除された。

崩落、地割れなどの危険個所があるらしいが、初めての九州の山、登ってみることにした。

 

コース:由布岳正面登山口~合野越~マタエ~西峰~お鉢巡り~東峰~マタエ~合野越~西登山口

メンバー:のぶりん・さなりん

 

 スタートは由布岳正面登山口から。湯布院からここまでは、バスが運行している。(由布岳登山口で降りたらよい。)

 マイカーで来られる方は、バス停近くにトイレもある無料駐車場があるので、そこに止めるとよい。

登山口には、ヘルメットが設置されていた。 貸出ヘルメットが置かれている所って珍しい気がした。

 

 登山口から由布岳を見ながら、しっかりと踏み跡がついた道を歩いていく。 左の小高い山は飯盛ヶ城だ。

 

ここから山にとりつく。

日向自然観察路から東峰へ上るコースもあるが、合野越を経て登るコースにした。

 

小鳥の囀りを聞きながら、自然林の中を登っていく。

 

合野越に到着。
展望所って書いてあるけど、今は木々が茂って展望はなし。

 

さらに登ると、鹿除けネットが張り巡らされていた。

 

ネットの近くに立てられていた 「森林管理署のお知らせ」。

 

よく歩かれている登山道は迷うところがない。 

 

 ヤマラッキョウの蕾がよくみられるようになってきた。

 

 樹林帯を抜けた。

 

展望が開け・・・ 

 さらに登ると、湯布院の町や飯盛ヶ城が見えた。

 

 山側に視線を移すと、由布岳の西峰、東峰の双耳峰がよく見えた。
早くあそこまで行きた~い。 

 

この辺りのヤマラッキョウは、花が咲いていた。 

 

 季節外れのミヤマキリシマが咲いていた。初めて見たから嬉しい。

 

他に見られた花、アキノキリンソウ。

 

ツクシアザミ。

 

 ホソバノヤマハハコ。


登山道は、岩が多くなってきて急な登りに。

 

 マタエまでもうすぐ。

 

落石防止されて階段状になった登山道を登る。

 

 西峰、東峰分岐のマタエに着いた。

 

 お鉢巡りに備えてここでランチ~ サンドイッチで簡単に。

さぁお腹も満足!マタエにザックをデポして西峰にチャレンジ

 

 西峰は最初から鎖場。(笑)

鎖は使わず三点支持でゆっくりと。

 

 登ってから振り向くと、高度感たっぷり~。 絶景~。

 

 次の難所は前に見えるキレット。(障子戸)

 

 キレット最初は、鎖が垂らしてあるところを登っていく。

 

 

 最後は横バイ、岩場のトラバースが待っていた。(笑) 高所恐怖症の人は来ない方がいいかも~

 

足を滑らせたら、命の保証はないね。こんなところだから登山口にヘルメットが準備されていたんだ。

 

キレットを通過した所で、一息ついた。

 

前方には東峰。がれたように見えているのは 鞍部のマタエと東峰登山道が見える。

 

 先に進もう。

 

 登山道にはイヨフウロが咲いていた。

フウロにはたくさん種類があるけど、これも初見だ。

 

西峰山頂が見えた。登山者がひとり休んでいる。

 

 着いた。三角点がある由布岳西峰。標高1583.5m。

 西峰から東峰を見る。

 

来た道を戻ってもいいのだけど、お鉢巡りもしてみたい。

あの西峰のキレットは下りでは使いたくないし~(笑)

 

西峰通過して、お鉢巡りへ。

 

 お鉢巡りのナイフリッジが見えている。どんな感じかなドキドキ・・

 

突き出た岩を乗り越していく。一部は着地点に足が届かないうえ、狭い範囲に降りなければならない。足を踏み外したら谷へ転落~

ちょっとスリルあるわ~。

この岩の下の方は、かなり亀裂が入っていた。もしかして地震のせい?

もう一度大きな地震があれば、崩落してしまうかも知れないと思った。

 

岩を乗り越えたら、下に下りて、トラバースしながら登っていく感じ。

 

やっと安心して立てるところまで登って来た。

前に見えるのが東峰。まだ岩場が続く。

 

振り返ってナイフリッジを見たところ。

 

 

西峰とナイフリッジ。

 

 東峰の稜線を進むと、東登山口を示す標識があった。

東登山口から登ると、ここに出るんだ。

 

東登山口分岐から10分くらいで東峰に到着した。

標高1580m。

ここでカップルさん2組が休んでいたので、すこしおしゃべりしたり、展望を楽しんだりした。

 

 ガスが煙のようにモクモクと上がって来た。

こういう景色も悪くないけどね。(笑)

 景色を見ながら、そろそろ下山しよう。マタエに向かって下りる。

 

見えた西峰の崩落。かなり酷いものだった。

 

 合野越までは、登った道を今度は下っていく。

 

鹿除けネットが張り巡らされている所に鹿の親子がいた。

こちらに気がついてネット沿いに上に駆け上がって消えていった。

鹿は山に棲む動物、私たちは里で暮らす人間、どこまで人が山に入り、山を管理していいのか疑問に思うこともあるけど、山の植生と動物がもたらす害を考えるとネットも仕方がないことかもしれないのかな?

その種が多くなれば、間引きされ、少なくなれば絶滅危惧種として大事にされる。なんだかな・・。

 

合野越まで下りてきた。

ここから岳本、西登山口に下りる。 

 

樹林帯を抜けると、前には飯盛ヶ城が見えてきた。

飯盛ヶ城へ上って正面登山口に行ってもよいが、私たちは西登山口なので、ここを右折する。

 

ちゃんと標識があった。

 

ガレた広い道を下っていく。

 

 下っている途中の風景。笹が刈られているので歩きやすいが、茂っている時もあるのかな?

 

 右手の方に、「西登山口」の表示があった。

そちらへ入っていく。

 

 谷に入っていくような感じで、ちょっと薄暗い。

陽も余り射さないのだろう、岩に苔がびっしり。もののけの森みたい。(笑)

 

 下ったところに水場があった。「水場」の標識もあり。

 

水場にサラシナショウマが咲いていた。秋の花だね。 

水場から登るように歩いていくと標識が立っているのが見えた。

標識は新しい感じがしたが。

 

 標識に示す方に降りていくが、最初は登山道に笹は生えていなかったが、先に進むほど笹が腰のあたりまで茂っており、登山道はまったく見えなくなった。

おまけに時々、道の真ん中に使われなくなったパイプとか岩があることがあるので、ストックで足元を確認しながら進まないと危ない。

 

でも周囲の景色は、素晴らしい~ 稜線上に鹿が数頭駆け上がっていくのが見えたりして、なんだか雄大な感じ~。

 

 ルート確認しながら歩き、時々、標識が見られた。

 

前に見える植林対の手前に林道が見えた。

そこまで、この笹原を降りなければならない。林道近くになると、深い溝のようになった道がいくつもあった。

 

ここから植林帯にはいっていく。

 

 植林帯を抜けて。

 

ススキの間も抜けて。

 

 ちょっと道は荒れている・・・あまりここを利用する人いないのかしら?と思うような・・。

 

堰の横を通過して。 

 街が見えてきたから、登山口は近いはず。

 

 水路のような道を抜けると。

 

岳本、 西登山道口に着いた。やったぁ!

 

 

登山口の反対側に大きな看板があった。

看板のわりに、ここを利用する登山者は少ない気がした。往路に利用していたら引き返したかも知れない不明瞭なコースだったわ。(笑)

やっぱりメインは正面登山口かな。

 

由布岳、想像以上にスリルある山だった。

ミヤマキリシマが咲くころは、きれいなんだろうな。

そのころに、また登ってみようか。