7月24日
登山者なら、一度は富士山に登ってみたい。いや、登山者だけでなく、古来、日本人に親しまれ、敬われてきた霊峰富士は誰もが憧れを持っている山だと思います。
一般的な富士登山の適期は、7月1日の山開きから始まって、8月26日の「吉田の火祭り
までだと言われています。
今回、夜行、日帰りで富士山に登ってきました。
周囲360°から、その美しい山容を眺めることが出来る富士山。
登山口は、4つありますが、今回、須走口登山道から登ることにしました。
東名高速の御殿場ICから須走口5合目へ国道138号ふじあざみラインを走っていきます。
すでに5合目駐車場は満車のようで、ふじあざみラインの道路片側に車が止まっています。一台止められるスペースがあったので、そこに止めます。外灯はないので、真っ暗です。
ライトを照らしながら、道路を40分位歩きました。5合目に着いた頃は、明るくなってきました。
おぉ~前に見えるのは、富士山だ!
新五合目の標高は約2000m。富士山の標高は3776㍍だから、引き算すると・・。
気合いを入れて、登りましょう!
今から登る方達が記念写真を撮ったりしています。
古御岳神社へ 無事に登山出来ることをお祈りして行きます。
今から登る方達が記念写真を撮ったりしています。
古御岳神社へ 無事に登山出来ることをお祈りして行きます。
樹林を抜ける頃に、太陽の光が射してきました。
予定では、もっと樹木がない所で御来光だったのですが、高速道路の事故渋滞で1時間半ほどの時間ロスがありました。15分ぐらいで樹林帯を抜け、視界が開ける場所に来ます。
富士山が、見えました。
今日は雲があって、日の出はイマイチです。
前方に見える富士山に、登山者達は感激。ここで、皆さん立ち止まり、富士山の写真を撮っています。
ずーと富士山を見ながら登りますよ。
ずーと富士山を見ながら登りますよ。
登山道は空いていて、とても静かに登れます。
4つある登山口から、このコースを選んだのも、他のルートに比べると利用者が少ないからです。
あっと言う間に新6合目小屋に到着です。
ここは、長田山荘。まだまだ緑があります。
周辺には、ハクサンシャクナゲの自生群落がありました。
左手の方を見ると、下山者が砂走りで下っています。帰路がどこであるかが、よくわかりました。
溶岩の上に咲いた花などを見ながら登っていくと、本6合目の「瀬戸館」に到着しました。
ここでも、多くの登山者が休憩しています。
この辺りが森林限界です。
富士山に徐々にガスが上がってきました。
あっと言う間に新6合目小屋に到着です。
標高は2420mです。
ここは、長田山荘。まだまだ緑があります。
周辺には、ハクサンシャクナゲの自生群落がありました。
左手の方を見ると、下山者が砂走りで下っています。帰路がどこであるかが、よくわかりました。
溶岩の上に咲いた花などを見ながら登っていくと、本6合目の「瀬戸館」に到着しました。
ここでも、多くの登山者が休憩しています。
この辺りが森林限界です。
富士山に徐々にガスが上がってきました。
ガスが出たり、青空になったりしています。
大陽館に到着です。
大陽館は「太陽」ではなく「大陽」と書きます。もともとは「太陽館」だったそうですが、オーナーさんが「点でダメな山小屋」ではないようにしたい、ということで、点をとったのだそうです。
どこの小屋もトイレは有料です。ここは200円です。
標高が高くなるほど、トイレ使用料も高くなります。
雲が下に見えるようになってきました。
本7合目。見晴館。やっと標高3000を越えました^^
3200メートルです。
この辺りになってくると、登山者が急に増えます。
吉田口登山道からの登山者と合流します。
一気に賑やかになりました
山小屋に物資を運ぶブルドーザーが登ってきました。
ここは、本8合目です。酸素を使用している登山者がちらほらいました。
雪渓です。高さを実感します。
蟻の行列のように、ぞろぞろと登ります。
酸素も少ない為か、足取りも、皆さんゆっくりです。
きつい登りが続き、九合目を通過すると、鳥居が見えてきます。
登ってきた登山道には、まだまだ登山者の列が続きます。
山頂で休む登山者。お土産のお店や食堂が数件あります。
富士山火口。
山頂部は大内院と呼ばれる直径600メートル、深さ200メートル余りの大噴火口
火口周囲で遊ぶ登山者。
帰りのコースは、山頂から広い砂礫の道を下ります。
8合目、江戸屋まで下ります。ここで右手への道に入り、ジグザグの砂礫の道を急降下していきます。
砂走りの直前に、降りにくい急な下りがあります。
さあ、いよいよ砂走りに来ました。
ぐんぐん高度を下げて砂払5合目につきました。
山小屋に物資を運ぶブルドーザーが登ってきました。
登山者は道を譲って、歩きます。
ここは、本8合目です。酸素を使用している登山者がちらほらいました。
雪渓です。高さを実感します。
蟻の行列のように、ぞろぞろと登ります。
酸素も少ない為か、足取りも、皆さんゆっくりです。
きつい登りが続き、九合目を通過すると、鳥居が見えてきます。
この久須志神社の狛犬を通り抜けて鳥居をくぐると山頂です。
富士山頂上浅間大社奥宮と記された石柱。
山頂と言ってもここの標高は3,725m位です。
最高峰の剣が峰は火口の反対側にあります。
往復1時間はかかるので今回は断念しました。
登ってきた登山道には、まだまだ登山者の列が続きます。
山頂で休む登山者。お土産のお店や食堂が数件あります。
富士山火口。
山頂部は大内院と呼ばれる直径600メートル、深さ200メートル余りの大噴火口
囲むように8つのピークが集まっています。
その山頂部を一周するのをお鉢巡りと言いますが、普通に歩いて1時間半かかるので、今日は時間がありません。
火口周囲で遊ぶ登山者。
帰りのコースは、山頂から広い砂礫の道を下ります。
8合目、江戸屋まで下ります。ここで右手への道に入り、ジグザグの砂礫の道を急降下していきます。
砂走りの直前に、降りにくい急な下りがあります。
さあ、いよいよ砂走りに来ました。
大陽館を通り過ぎた七合目以下の部分に砂走りがあります。
(標高2890mからスタート)
面白い程、ぐんぐん下がります。
ぐんぐん高度を下げて砂払5合目につきました。
早い早い♪
ここの鳥居をくぐり、ダケカンバの林を抜けます。
見慣れた景色がまもなく現れると、往路の登山道に合流しました。
数分で新5合のスタート地点に戻りました。
家に帰ってから、衣服を洗濯機にいれる時、何か落ちてきました。
ナント!富士山の石。
どこに入り込んでいたのでしょう。気づかず、伊勢まで持ってきてしまいました。
砂走りが、いかに砂と小石の道か、分かったでしょう。
記念の石になりました。大事にしよう♪
見慣れた景色がまもなく現れると、往路の登山道に合流しました。
数分で新5合のスタート地点に戻りました。
家に帰ってから、衣服を洗濯機にいれる時、何か落ちてきました。
ナント!富士山の石。
どこに入り込んでいたのでしょう。気づかず、伊勢まで持ってきてしまいました。
砂走りが、いかに砂と小石の道か、分かったでしょう。
記念の石になりました。大事にしよう♪