なかちゃんずの山歩き+α

夫婦で仲良く山へ登っています。

【中国】紅葉の大山

2015年10月21日 | 中国山地中部

2015年 10月19日(月) 朝霧


「東の富士山、西の大山」と言われるくらい有名な鳥取県の大山に登ってきた。

 

駐車場は大山情報館。(無料) 

 大山火の神岳温泉地街を通り抜けて行く。

 

 大神山神社奥宮の鳥居を潜って。

 

綺麗な石畳の参道を歩いていく。

すっきりとした朝の空気が気持ちよい。

 

 こんな看板が!

日本一長いんだ~。日本一のところを歩いていると思うと、登り道でもしんどくないね。
むしろ、こういう所を歩けて嬉しい~。

 

参道わきには、 江戸中期の磨崖である「吉持地蔵」が鎮座している。


参道から河原に下りる道がついていたので行ってみたら、紅葉がきれいだった。

巨大な岩璧に木が生えている、なんか自然の凄さを感じる。

 

近くに金門と大山二羽鳥のお話しが紹介されていた。

 

河原を登って行く登山者の姿を見たが、私たちは再び参道に戻り確かなコースを歩くことにした。

 

更に参道を進むと 延命長寿「御神水」が流れていた。

大山からの冷たい水。

 

 この石段を上ると、大山寺本堂。


大山寺本堂についた。

 

御神馬を撫でて、健康増進を祈った。

 

本堂の右横に行者登山道の標識があり、ここから山に入って行く。

 

 行者登山口と書かれた標識。

 

すぐに巨木があった。

朝陽が森に差し込み、山の匂いに包まれる。

 

ユートピアコースとの分岐。

 

 大山頂上の方へ。

 

マユミの実。

 

 急な登りになってくると木橋が出てきた。

 

木橋の最後は下りの階段になっていた。

 

大山の稜線が木々の間から見えた。

朝日が当たり景色がうっすらとしているが、山の紅葉は見頃だと判る。

 

 元谷、作業道出合いに着いた。


 

元谷を横切って進む。

 

 大山山頂を見上げる。これからあの上まで登るよ~

 

今度は取り付きまで元谷を登って行く。

 

 すでに多くの登山者が降りてきた。

 

 取り付きには標識がある。

 

 登山道はよく踏まれた道。

 

木々は黄葉していた。
ここからの景色はとっても素晴らしかった。

 

身体が黄色に染まるくらいの黄葉した 木々の間を登って行く。

 

 

とってもいい雰囲気。 

 

浸っていたい紅葉の中、足がなかなか進まないよ~。 

 

 ナナカマドの実が真っ赤になっていた。

 

 

 

 標高1100~1200m位の紅葉が見頃だった。こんな美しい黄葉が見れてほんと良かったと思う。

 

夏山登山道に合流した。

大山頂上まで1.4㎞だ。頑張ろう!

 

随分と登ってきた。

 

 6合目避難小屋に着いた。

 

 

三鈷峰へと続く稜線。

 

 登ってきたコースを見る。

登山口からず~と足跡が見えるのはいいな。

 

空に向かって登る感じ。青空が気持ちいい。 

 

 段々と小さくなってくる建物を見て標高の高さを感じる。

 

山頂 周辺が見えてきた。近ずいてきた感じ。

 

 標高1600m。
ここからは緩やかな登りになる。 

 

 木道になった。

 

 黄葉した葉。

緑色の低木はダイセンキャラボクだ。

 

石室0.2㎞とあるが、下山の時に廻ることにしよう。

 

 

植生保護のため木道は頂上まで続く。

 

 

 

避難小屋が見えてきたら頂上だ。

 

 登山者が休んでいるのが見える。

 

大山頂上の弥山に到着した。

 

 やった~来たかった大山!ピースサインで記念撮影。

 大山山頂、弥山1710.6m。


山頂碑の横には方位盤があった。

 

最高点は剣ヶ峰。

剣ヶ峰に至る縦走路が通行禁止とされている。

 

しっかり見ておこう。

 

ズームで撮影。あそこに三角点があるのだろう。

 

 

頂上で休憩。

軽食を頂き、シメはおしるこ。

 

ガスが上がってきた。

 

 避難小屋に立ち寄り、中を拝見。

小さな売店があり、バッチやTシャツを販売していた。

あいにくバッチは売り切れ、残念!

 

ガスがどんどん上がってきて、真っ白白~。

 

ダイセンキャラボクの赤い実。 

 

大正9年に地元の人々の奉仕で作られた石室。

 

 

梵字ヶ池は冷え上がっていた。

 

 ガスが上がってきて遠くが見えなくなってきた。

 

 ぐるりと回って戻ってきた。

 

 

 ユートピア小屋をズームで!

今度来た時はあちらのコースを登ってみよう。

 

 下山は夏山登山口の方へ。

 

 登山安全の祠。
安全に下山できることをお祈りして。

 

こちらの紅葉もいい感じ。 

 

 

午後は光の加減で紅葉の美しさは朝より劣るものの、今ちょうど見頃だ。

 

木の階段がつづく。

 

下から見ると、こんな感じ。
往路には使いたくないと思える。(^-^; 

 

 

西日本最大級のブナ林が広がっている。

 

 

見事なブナ林を見ながら降りて行く。

 

 

木の階段にうんざりしてきた頃、大山一合目に着いた。 

 

少し歩くと神社の鳥居。

鳥居を左手側に見て、まっすぐに先に進む。

 

 夏山登山口まで0.4㎞。

 

 大山寺旅館街方面に右折する。

夏山登山口に下りても同じ道路に出るが、大山旅館街方面に降りた方が近道になる。

 

 道は明瞭。

 

 

階段下には道路が見えている。

 

登山口が見えてきた。

歩道を進むと、この先に登山者用の駐車場がある。

 

今回駐車した大山情報館へ向かう。

橋の向こうはモンベルのお店がある。

 

 
駐車した大山情報館に到着し、登山終了~。
 
 
美しい黄葉と山頂からの絶景に歓喜の声をあげ、りっぱなブナの大木に畏敬の念を抱き、大山の自然に癒された初めての大山登山だった。またいつか、今度は高山植物の花が咲き乱れる頃に登ろう!