なかちゃんずの山歩き+α

夫婦で仲良く山へ登っています。

【北ア】涸沢パノラマコースから上高地へ。③

2015年10月17日 | 北アルプス

2015年 9月28日~30日

 

涸沢3日目。

今日はパノラマコースから屏風の耳に立ち寄り、上高地へ下山する。

パノラマコースは地図上では上高地へ近道に見えるが、アップダウンが多く険しいので、横尾コースより時間がかかる。

 

涸沢小屋の朝食。

朝食の時間は5:30から、早い者順。

5時過ぎに食堂に行くが、すでに30人くらいの列が出来ていた。

 

朝食を済ませて早々に出発する。

今日はモルゲンロートを見て帰らないとね!

 

ベストスポットでモルゲンロートを待つ。

キタッー  

 

昨日登ったザイテングラードも、奥穂、涸沢岳、涸沢槍が赤く染まっている。

きれい~

 

太陽の光を浴びて、タヌキ岩がますますタヌキに見えた。

 

パノラマコースは涸沢ヒュッテの直下から始まる。

涸沢ヒュッテや涸沢小屋の情報ボードには 、「パノラマコースは危険個所がいくつかあるので、上級者向け」

と案内されていた。

 

 パノラマコースの入り口にある立札。

大丈夫だろう。出発~(AM6:28)

 

 

低木帯を過ぎると木橋が見えてきた。

谷川の斜度はそれほどきつくないので、そんなに怖さはない。

 

角材の橋が2か所にあった。

 

振り返ると涸沢ヒュッテが眼下に見えたのでズームする。

 

北面のトラバースが続く。

谷側は草付きの斜面になっているので、怖さは感じない。

 

涸沢カールがよく見える。

今日もお天気はいい。明日は雨予報だ。

 

 

北穂もよく見える。

 

ガレたところを通過する。山側の落石に注意して素早く通過する。

 

 

 さらにトラバースは続く。

雨に濡れていたら、通過したくないところ。

 

 岩棚に付けられたかなり狭い登山道を登る。

ロープがつけられているが、手でしっかり岩を掴んだほうがよい。

 

 トラバース道は続き、ルンゼ(岩溝)を通過する。

8月上旬まで雪渓が残り通過できないことがある。

(今年は9月18日頃の開通だったようだ。)

 ルンゼを通過し廻り込んだら、ロープが垂れ下がった所を降りる。

 

 

灌木帯をさらに登って行くと、視界が広がる。

 

前穂高岳北尾根の稜線上の最低鞍部に出た。

正面のピークが屏風の耳。

 

気持ちいい稜線。

紅葉もきれい。 

 

名前の通りパノラマコース。

槍ヶ岳が綺麗に見えた。

 

奥穂~北穂まで。

 

パノラマコースを選択して良かったと思った。 

右手のほうには梓川が見える。

 

富士山も!

 

屏風のコルに到着。(AM7:38) パノラマコース入り口から1時間10分。

ここからザックをデポして屏風の耳に登る。

(往復50分ほどらしいが)

 

屏風の耳取り付き。(AM7:41) 

ダケカンバの緩やかな斜面を登って行く。

 

 急な登りが終わると、大きな岩が見られるようになってくる。

賽の河原と呼ばれるところ。

 

 賽の河原から見る展望。

遠望に前穂高、吊り尾根、奥穂高、白出のコル、涸沢岳がよく見えた。

手前の白くガレた稜線が歩いてきたコースだ。

 

 

 賽の河原から少し降りた所に、小さな池があった。

こんなところにあることに、ちょっと驚いた。

 

 屏風の耳まで、もう少し。

 

途中に遭難碑があった。 

 

 何度も涸沢、穂高の方を見る。

少しづつであるが景色が変わる。

 

前に見えるピークが屏風の耳。

 

痩せ尾根を右側に廻り込み、左手側が断崖絶壁になっている。

ザレた地面なので滑落しないように注意する。

 

慎重に通過~。

 

 ここの岩を登れば屏風の耳。

 

屏風の耳に到着。 (AM8:07) 

コルから26分(休憩含む)

 

屏風の耳は狭いピークになっていて、三等三角点がある。

風が強い。ピークに立っていると身体が飛んでいきそう~ 

次の登山者が登ってきたので、下山する。( AM8:12)

 

大天井、 常念、蝶槍方面。ここの紅葉もきれい~。

 

 チングルマの綿毛がゆらゆら。

 

賽の河原から降りる時に、再度撮影。

登ってきたルンゼも見える。

 

 分岐に到着。(AM8:41)

屏風の耳から29分(休憩含む)

 

 ここからはヘルメットから帽子に変更して。

U字型の谷を下って行き、上高地を目指す。

 

白い岩がゴツゴツしたところを下って行く。

 

 日本庭園を思わせるような林の中を下って行く。

 

 

梓川が近くに見えるようになってきた。

 

奥又白谷の河原に到着。

ここでコーヒータイム。 先ほど会った登山者さんに追いつき、少しお話しをした。


奥又白谷の河原から、前穂高北尾根の急峻な稜線を見上げる。

 奥又白谷を後にする。

 

 奥又白谷河原から少し下った所に奥又白池に向かう中畠新道への分岐がある。

大きな岩に赤く書かれていた。

 

高径草原を下り、樹林帯の中へ入ると平坦な道となり、ちょっと暗い樹林下にナイロンザイル事件の慰霊碑があった。


 丸太橋を渡り。

 

 砂防堰堤の脇を通り、梓川の右岸沿いに作られた治山林道に出た。


 林道を少し歩くと徳沢、上高地への標識がある。

 

新村橋を渡って。

 

 3日間の山行もおしまい。

 

徳沢に到着。(AM11:28)

徳沢で山の手作りカレーの昼食。

 

デザートにソフトクリームを頂き、満足~。

お天気に恵まれ、素晴らしい涸沢の紅葉が見れて、ほんと感激の山行だった。

 

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【北ア】紅葉の涸沢から奥穂高岳へ。②

2015年10月16日 | 北アルプス

2015年 9月28日~30日

 

涸沢カール2日目。

 

昨夜は消灯21時で、なかなか寝付けなかったが、23時までにはなんとか眠ることが出来た。

夜何度か目が覚めたけど、モルゲンロートを見るために5時に起床し準備する。(モルゲンロートの時間は5:30頃。)

 

涸沢ヒュッテ裏にある池の平へ行った。

池は一部氷が張っていた。

 

 陽が上がってきたけど・・。

 

モルゲンロートは見られなかった。(泣)

もう一日涸沢に居るので明日に期待するとしよう。

 

ヘリが降りてきて・・。食糧ではないようだ。

中から外国人らしき白人の姿を確認。ヘリで涸沢に観光?リッチ~♪

 

 今日は奥穂高に登山する。

帰ってきてからのお宿は、あそこ。 涸沢小屋。

 

テン場の間を通過し、涸沢小屋まで行く。

本日のコースであるザイテングラードは、涸沢小屋の奥から登る。

 ザイテングラード・・・・・ドイツ語でseitengrat(支稜線・支尾根)を意味する。


涸沢小屋にザックを置き、軽荷で出発する。

 

奥穂登山道の案内がある。(AM7:39)

 

ここのコースは紅葉が美しい。

 

ほんとに素晴らしい景色。

 

 大きな岩があれば登りたい

 

 大岩からズーム。カメラマンお勧めの撮影スポットだ。

 

お勧めポイントの景色。

筆舌に尽くしがたい紅葉スポットだ。こんな素晴らしい景色は今まで見たことがない。

 

 

前方に見えてきたハイマツが生える岩のところがザイテングラード。

 

ザイテングラードが徐々に近づく。

 

かなり登ってきた感じがする。

 

「 落石注意」の立札。

ザイテングラードでは落石による事故で死亡者も出ているためヘルメット着用が望ましい。

 

ザイテングラードの取り付きからハイマツ帯に向かっての岩登りが始まる。

 

 浮石などがあるので注意しながら、落石させないように気を付けて歩く。

 

 涸沢ヒュッテがあんなに小さくなった。

 

〇印が所々にある。

 

高度感はあまりないけど、落ちたら命の保証はない。

 

 鎖が付いてる所や鉄梯子があるところが、核心部。

 

もうすぐのようだけど、まだ。(笑)

 

バランスを崩さないように登ることが大事な岩場。

 

 岩が階段状に整備されてきたら、ザイテングラードもおしまい。

 

 

穂高岳山荘前に到着した。(AM9:46)

涸沢小屋から 2時間07分。

 白出のコルに建つ穂高岳山荘。

山荘前は石が敷き詰められて雰囲気が良い。

 

穂高岳山荘から奥穂高へは高度感がある岩山の登りとなる。

 

梯子を登りきると右に巻くように鎖が2か所あり、少し気を引き締めて通過する。

 

難所を過ぎると稜線に出て、振り返ると穂高岳山荘があんなに小さくなった。

 前方には涸沢岳がそびえ、その奥には槍ヶ岳が見えた。

 

進行方向右手は岐阜県側。雲で隠れているのは笠ヶ岳だろう。 

 

岩礫帯の広い稜線に出ると、傾斜は緩やかになる。

何度か振り返り槍ヶ岳方面を見る。とっても展望がよい。

 

あの険しい岩山はジャンダルム。

 

 

 前方左には奥穂高山頂に祀られている小さな祠が見えてきた。

 その前には方位盤がある。

 

奥穂高山頂に到着~。

 

標高3190m。

日本第3位の高さを誇る奥穂高。

 

 祠のところは順番待ちで撮影。

後ろからも記念撮影。

 

ガスが上がってきて、前穂高の方だけが見えなくなった。

涸沢カールは良く見えているのだが・・。

 

 しばらく山頂でまったりして下山。

 

穂高岳山荘に着地。

 

 穂高山荘で山バッチを購入したり、ラーメンを食べたりして、休憩した。

 

下山もザイテングラード。

 

 

 危険そうなところには鎖がある。

 

今から登ってくる方もある。

今日のお泊りは穂高岳山荘かな。(こちらは、布団一枚にひとり。いい選択だと思う。)

 

ザイテングラードを振り返る。

 

 

紅葉の間を抜けて。

 

テン場が近くに見える所まで下りてきた。

涸沢小屋に着いた。

 

テラスでおやつタイム。

ココア等を飲んでゆっくりする。

 

涸沢小屋の夕食。

 

明日はモルゲンロートが見られるかな?

22時消灯。おやすみなさ~い。

 

③に続く。

 

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【北ア】上高地から紅葉の涸沢へ。①

2015年10月15日 | 北アルプス

2015年 9月28日~30日

山岳紅葉が日本一と言われる涸沢の紅葉を見に行ってきた。

涸沢は奥穂高岳をはじめとする3000m級の稜線に囲まれた氷河カールで、登山する人、写真を趣味とする人にとっては一度は訪れたいスポットである。

 

 平湯バスターミナル(あかんだな駐車場)から始発の上高地行きバスに乗る。

置いてあるザックがバスに乗る順番待ちのしるし。


バスは35分で上高地 に到着した。

上高地登山相談所へ登山届を提出する。(用紙をダウンロードして、あらかじめ自宅で記入してくるとよい。)

北アルプス中心登山計画書用紙

 

バスターミナルから梓川左岸の道を歩いていく。

まず河童橋を目指して出発。 (AM6:47)

 

河童橋が見えてきた。

 

 太陽の日に照らされて、穂高の山々が雄大な姿を現す。

 

 河童橋横を通過し、今度は明神館を目指して歩く。

 

左手に明神岳、梓川を見ながら歩く。 

 

 

明神館に到着。(AM7:30)

ここは無料のトイレもあるので休憩にはよい。

 

 明神館で休憩して出発。(AM7:47)

 

 徳沢、横尾を目指す。

 

徳沢キャンプ場に着いた。(AM8:29)

 

徳沢園前の広場に到着。(AM8:31)

 

 次は横尾へ。

 

新村橋を左に見送り、横尾へ向かう。

 

 道にはフジアザミ(富士薊)が咲いていた。(富士山周辺に多いので、この名前が付いた。)

日本産のアザミの中では花の大きさは最大である。

 

 横尾到着。(AM9:29)

上高地バスターミナルから横尾まで2時間42分(休憩時間含む)

 

 横尾山荘。

収容人数300名。2段ベッドが180床あり予約制なので詰め込まれることはないでしょう。

槍ヶ岳、穂高岳、蝶ヶ岳への分岐点でもあり、ベンチ、トイレ(有料チップ制)があり多くの登山者が休憩していた。

 

横尾山荘前にある横尾大橋を渡る。

 

吊り橋を渡り横尾谷へ入って行く。

 

 左手に屏風の頭の岩壁である屏風岩を見ながら歩く。

 

迫ってくるような迫力がある屏風岩。

 

 本谷橋に到着。(AM10:54)

横尾大橋から1時間弱。

 

 ゆらゆら揺れる橋を渡る。(定員何人までなのかな。)

 

渡ってから橋を見た所。

左の方にも低い小さい橋が架けられている。(高所恐怖症の方はこちらを使用するといいかも。 )

本谷橋がかかる河原は絶好の休憩ポイントで多くの登山者が休憩していた。

 

 ここからの登山道はやや傾斜がきつくなる。

 

紅葉が見られるようになり、美しい景色に足が止まるようになってくる。

 

 振り返って見たところ。

 

暫く歩くと、前方には穂高の山が見えてきた。

 

 登山道は石が敷き詰められたような綺麗な道になってきた。

 

ナナカマドの紅葉が多くなり。

 

 

谷は涸沢谷になる。

涸沢カールは、もう間近になり笑顔が溢れる。 

 

 黄葉が美しい。

 

見惚れて足が止まるのも仕方ない。

 

暑くもなく寒くもない、ちょうどいい気温で快適に歩ける。

 

 この辺りからカメラマンの姿が多くなってきた。

 

ちょうど見頃の紅葉だ。

 

 涸沢カールの紅葉に期待を膨らませながら、一歩一歩進む。

 

涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐。

今日は涸沢ヒュッテへ。

 

涸沢ヒュッテに 到着した。(AM12:53)

上高地バスターミナルから6時間03分(休憩時間含む)

 

涸沢ヒュッテにちょうどヘリが到着。食糧をヒュッテに運んできた様子。

風圧が凄いから遠くから見学。 

 

登山者のみなさん、ヘリが見える間はヘリに釘付け。

 

 涸沢ヒュッテ展望テラスで景色を楽しむ方々。

 

 見たかった涸沢の紅葉が眼下に広がる。

 涸沢は氷河によって削られた日本最大のスケールを誇るU字谷で、穂高岳登山のベースになる場所である。

 

 テントもいっぱい。

 

 夕食の時間だ。

「岳みんなの山」の石塚真一さんのサイン入り色紙が食堂の壁に飾られていた。

 

食堂は混んでいる。

 

夕食メニュー、これに味噌汁がついて、ご飯とみそ汁はおかわり可であった。

 

 寝る部屋。

今日は布団一枚に2人。布団の幅が普通の布団より狭い。

寝られるかしら?消灯時間は21時。

 

今夜はスーパームーン。

展望テラスへ月を見に行った。

 

 涸沢で見たスーパームーン。

まんまるの綺麗な月だった。

 

明るい月夜の涸沢カール。

奥穂、北穂の山がうっすらと見えた。

前には涸沢小屋の明るい光とテン場のほのかな光が美しかった。

明日はモルゲンロートが見えるだろうか・・。期待しながら就床した。

 

②に続く。

 

 

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【北ア】乗鞍岳・剣ヶ峰へ

2014年09月24日 | 北アルプス

2014年 9月22日(火)

誰でもお手軽に登れる3000m級の山、乗鞍岳に行ってきた。

今日はさなりん単独なのバスハイクを利用しての山業だ。

畳平に到着したら後は自由行動。バスの発車時間までに戻ればいい。 

 

メンバー:さなりん

 

 

 11時53分登山開始。


 

 畳平から鶴ヶ池を巻いて砂利道を進む。

 

 鶴ヶ池の向こうに槍ヶ岳が顔を出していた。

 

 整備された道を進む。

もう昼過ぎなので下山中の登山者も多い。

 

畳平の水源地となっている不消ヶ池。

昨日ここに、クマが居たそうだ。

 

前方に剣ヶ峰、蚕玉岳、朝日岳の3ピークが連なる乗鞍岳主峰が見えてきた。 

最終目的地、剣ヶ峰を見て、登る気満々になる。(笑)

 

 魔利支天岳に建つコロナ観測所を上に見ながら歩く。

立ち入り禁止になっている。

 畳平から25分くらいで、肩の小屋に到着した。

 

 チョコレート色の建物は、東京大学宇宙線研究所だ。

ここも立ち入り禁止になっている。

 

 山頂まで50分の表示。

 

 肩の小屋で寛ぐ登山者さんたち。

 

ここからはザラザラと崩れる火山灰と溶岩の急斜面を登る。 

 

トウヤクリンドウが、たくさん咲いていた。

 

振り返ってみると、もう肩の小屋があんなに小さくなった。

 

 岩場は狭いところもあり、降りてきた人を待つ。

下りで滑っている人が多い。

 

 蚕玉岳と朝日岳の鞍部にたどり着くと眼下に権現池が見える。

権現池は、御嶽山の二の池に次いで日本第2位の標高を誇る高山湖だ。
 

 前方に見えるピークが蚕玉岳。

剣ヶ峰は後方にあるピーク。


コロナ観測所と歩いてきた道が見える。

 

 蚕玉岳を踏んで。

 

 剣ヶ峰を目指す。

 

 権現池がきれいだった。

 

 かなり急な岩場。

 

乗鞍岳頂上小屋の前を通過して。

 

 剣ヶ峰まじかに石碑があった。

 

剣ヶ峰山頂に着いた。

ここには信州側の朝日大権現がある。 

 

 信州側の朝日大権現

 

反対側に行くと、飛騨側の乗鞍本宮があり、背中合わせで建っている。

 

乗鞍本宮。

 

乗鞍岳最高峰である剣ヶ峰山頂 3026m。

一等三角点。

 

 

団体さんが登ってきた。

乗鞍岳剣ヶ峰が百名山、最後の山だったようだ。

「村内さん、おめでとうございます。」

 

さなりんも記念撮影!

 

 飛騨側の鳥居をくぐって下山する。

 少し急なので慎重に下りる。

 

肩の小屋まで、あと少し。

 

 時間があったので富士見岳に登って下山しよう。

 

 富士見岳山頂 2817m

 

 

 富士見岳から下山。

穂高や槍が見えていたが、もう白い雲が覆いかぶさっていた。

 

 

 お花畑の花も終わり、これからは紅葉の季節になるね。

 

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【飛騨山脈(北アルプス)】西穂高岳独標 奥飛騨の紅葉は見られるのか・・・

2009年10月11日 | 北アルプス

10月11日(日)
奥飛騨の新穂高ロープウェイへ紅葉を見に行きました。
例年なら良い時期なんだけど・・・・・・
遅かった?でも真の目的山登りだし・・・

西穂高岳独標へ行ってきました。

新穂高ロープウェイ(第2ロープウェイ)は、8月末からは始発が8時45分となっています。
ところが紅葉シーズンの10月の日祝日のみ早朝営業(7時15分~)をしています。

午前1時に自宅を出発して、新穂高ロープウェイに向かいます。
天気予報は岐阜・高山は「曇り時々晴れ」だったので、少し心配しての出発でした。


午前5時前に第2ロープウェイ手前の登山者用駐車地に着きました。
この先にある「鍋平駐車場」までは、ロープが張ってあり行けません。
ここの登山者用駐車場もすでに3分の2位車が止まっていました。
前日から登山されている方の車もここに止まっていますが、次から次と車が入ってきます。

歩いて6分くらいの所にある「しらかば平駅」からの第2ロープウェイの始発は、7時15分です。
始発に乗りたいので6時前に駐車場を出ます。


しらかば平駅には、まだ10人程しか並んでないです。始発に乗れますね。
乗客が多くなってきたので、予定より30分早く始発が出ることになりました。

早い目に並んでおいて良かったです。


ロープウェイで7分で西穂高口駅(2156m)に着きました。


展望台は乗ってきた人でいっぱいになりました。


いいお天気ですね~。展望が良く、これから行く「西穂高岳」が見えます。


方位板が霜で凍って表面カチカチです。


展望台で景色を楽しんだ後は、建物を出て、登山口へ。
グループが準備体操中です。


いよいよ登山道に入って行きます。


登山口に着きました。
横の小屋に登山届けを出す所があります。


笠ヶ岳が見えます。山が白くなっています。雪のようです。


登山道は石が多いですが、良く整備され登りやすいです。


登山道の木々は雪で白くなっています。


西穂山荘に着きました。


西穂山荘も混雑してます。


西穂山荘から少し登ると、焼岳 乗鞍岳 がよく見えました。展望いいです。


西穂高岳が見えてきました。雪は昨日(10月10日)が初冠雪だったようです。
空と山が綺麗です。


上高地、梓川が見えます。


「焼岳」があんなに近くに・・・噴煙も見えます。


どんどん登って、


登山者が列を・・・。


上高地です。あそこからも登れます。


今日、こんなもの見られるとは思っていませんでした。


石ばかりの登山道になってきました。




独標に立っている登山者が見えてきました。凄い人数です。


カッパ橋のほうでしょうか。はっきり見えます。


「独標」頂上に向かって岩を登っていきます。
雪が所々積もっているので、滑らないように注意します。


着きました~。
西穂高岳独標 標高2701m

   パノラマ写真    ←クリック



笠ヶ岳は雲で覆われてきました。 & 北西側から雲が上がってきました。


独標の頂上からは、ピラミッドピークや西穂の主峰、奥穂や前穂などが見えています。


すばらしい景色です。 空の青がとても綺麗。


西穂高まで行きたいなぁ・・・せめてピラミッドピークでも・・・
でも下からガスが上がってきています。時間もキツイです。


あっ!雲の合間から富士山も見えています。(中央にうっすらと)


独標を下りた途端にガスが流れてきました。まだ、多くの登山者が独標に向かって並んでいます。
なかなか進めません。渋滞しています。


あたりは白いガスで包まれました。
先へ進んでいたら渋滞とガスで帰れなかったかも。^_^;


もう、ガスで真っ白です。早朝から登って良かったです。
やはり、山は午前中が勝負です。


西穂山荘も大混雑です。明日も休日なので泊まり客も多いのでしょうか。


ロープウェイで、しばし空中散歩を楽しみます。
紅葉には少し遅かったようです。
雪が見れるとは思っていませんでした。

今日のルート     ルート拡大←クリック



駐車地(しらび平付近)の地図




       北アルプス     拡大←クリック

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