感じるままに・・大人の独り言

日頃感じる事や、国内外の行く先々の美味しいグルメや観光スポットを独自の目線と本音で発信して行きたいです。

「京都で女子会・第3弾 その⑤祇王寺編」〜新緑の楓と苔のコラボが圧巻の行かなきゃ損する超オススメの草庵🌿

2018-07-06 21:56:00 | オススメの神社仏閣
台風7号と梅雨前線の影響で、今週は全国的に記録的な大雨が降り続き、被害も出ている様である(>_<)

今もNHKのニュース7で、北九州地方や広島等中国地方にもに数十年に一度しかない様な危険が差し迫っている為「大雨特別警報」を発令したと言うニュースが流れている。

いつもは雨の多い三重なのに、今回は珍しく東海三県の中でもそれ程被害も出ていないのだけど、息子の住んでいる京都がスゴい事になっている様なのだ💦

息子の部屋は6階にある為、マンションから出なければ心配はないだろうとは思うもののそれでも気がかりで、昨日からメールを送っていたところ、漸く「学校もバイトも休み〜("⌒∇⌒")」なんてお気楽な返信が帰って来た、、(--;)
生存確認が出来てヤレヤレだ┐(-。-;)┌

それよりも、私達が女子会を楽しんだ嵐山の桂川が氾濫の危険水位となっているみたいで、本当に心が痛む( ´△`)
私達が訪れた時の渡月橋と桂川の様子がこちら↓


何とか氾濫せずに、被害も出ない事を祈りたい。

こんな事態になるとは露も知らずの6月15日、嵐山の特別公開中の" 獅子吼の庭 "が素晴らしい「宝厳院」を拝観し、「なか川」で美味しいランチを食べた後、竹林の径を通って、大好きな「祇王寺」に向かった私達(*^ー^)ノ♪
祇王寺の入り口がこちら↓


このお寺と言うより「草庵」は、昨年夏に大阪のお友達と訪れて以来、私のお気に入りの神社仏閣のベスト3に入る位大好きなお寺となっている(^-^)v


この山門を入ると直ぐに小さいが、苔と新緑の楓の素晴らしい空間が目の前に現れ、その息を飲む様な衝撃的な美しさに圧倒されてしまう。


祇王寺は竹林と楓に囲まれたつつましやかな草庵で、『平家物語』にも登場し、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の心変わりにより都を追われるように去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺として知られている。


先日ご紹介した、祇王寺のすぐ上にひっそりと佇む「滝口寺」と同様に、京都のお寺には悲しい恋の果てに出家した女性にまつわるお寺が多い(;_;)

そう言えば、あの元気な寂聴さんがいる寂聴庵も同じ嵐山にあって、いつか" お宅訪問 "ではないが、近くまで行ってみたいと思ってる私。
寂聴さんの講話も聴いてみたいのだけど、滅茶苦茶人気があるので抽選に当たらないと聴けないのだ💦

それにしても同じ尼さんでも、恋を失って出家した祇王に比べ、波瀾万丈の人生を送り90歳を過ぎてもお昼間からお酒を呑んだりお肉をパクパク食べてる寂聴さんは、なんて逞しいのだろう(((^^;)

境内の中にある山門も何とも言えない風情があって素敵だ✨


祇王寺は昔の往生院の境内にあり、往生院は法然上人の門弟良鎮によって創建されたと伝わっているそうだ。
山上山下にわたって広い寺域を占めていた往生院も後年は荒廃し、ささやかな尼寺として残り、後に祇王寺と呼ばれるようになったとの事。


この小さな参道に囲まれる様に、苔と楓の美しい空間が凝縮された様に存在している↓


本当に小さな小さな庭園なのに、名園とうたわれている「宝厳院」に負けない圧倒的な存在感と美しさがここにはある↓


私達が来る数日前に、報道ステーションでも紹介されているくらい、知る人ぞ知るスポットなのである(*^ー^)ノ♪


祇王寺に生えている苔の種類が展示されている一角↓


" 控えの間 "の横には、雨に濡れた紫陽花も↓


境内を廻るには、普通に歩いても5分もかからないくらいの小さな草庵ではあるが、とにかく言葉では表せない、写真にも収められないくらい素晴らしい庭園の祇王寺。


とにかく京都に行ったら、そして嵐山に行ったら、是非訪れて欲しいオススメのお寺である(^-^)v


今回も御朱印ゲット👍


前回訪れた時の記事についてはこちらを読んでネ

「祇王寺」については、こちらを参考にしてネ

「祇王寺」
住所:京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
TEL:075-861-3574
giou@giouji.or.jp
拝観料:大人300円・小人(小中高)100円
拝観時間:午前9時~午後5時(受付終了午後4時30分)
大覚寺・祇王寺(2カ寺)共通拝観券:600円
※大覚寺500円、祇王寺300円 計800円の通常拝観料が600円