国連で歴史上初の「核兵器禁止条約」の締
結にむけた多国間の国際交渉が開始された。
日本国民にとっては、核兵器の非人道性は
はっきりしている。しかし世界的に「合意」
を得るまでになっていなかった。これには
日本政府の姿勢も深く関わっている。
この「核兵器禁止条約の国連会議」に日本
政府は、当初参加すると言っていてが、結
局のところ「参加せず」となった。
核兵器保有5大国と歩調を、いやアメリカ
に従っただけである。
唯一の被爆国としてほんとうに情けない。
被団協の藤森さんは「心がはり裂ける思い」
被爆者のサーロー節子さんは「母国に裏切
られた」と述べている。
どうしたら核兵器を廃絶できるか。
いろいろ意見はあるが、毒ガス兵器禁止と
同じように、まずは「核兵器禁止条約」を
むすび、非人道的兵器として「国際法」に
に高めていくことだ。
この会議に参加した志位委員長の報告会が
開かれた。1時間26分の時間であるが、聞
きごたえがある。
ぜひみていただきたい→
シリアで毒ガス兵器が使われただけで、国
際的に大騒ぎである。
それと同じように、核兵器にも適用したい。
核兵器を持つこと、持っていることが国際
法上違法である世界に。