臨時国会が開かれ、岸田首相の所信表明が行われた。
相変わらず言葉だけが踊り、中身が見えない。
統一協会問題は議員個人の問題、最も中心であった故元安倍首相の調査は行わない。
傑作なのは、ズブズブな政調会長の萩生田氏に「統一教会の解散は難しい」と言わせたことだ。
「国葬」も国民の批判に向き合うことなく、逆に評価している。
敵基地攻撃能力など大軍拡はさらに進めると表明し、物価高に苦しめられる国民生活への対策は、「やります感」の小手先だけである。
何回も選挙で「ノー」の審判を受けたにも関わらず、沖縄の辺野古基地はさらに推進する。
ところで今日の朝日新聞に、名護市の辺野古基地の容認にいたる公文書が存在しないというニュースがあった。
これでは政策決定の検証すらできない。
公務員が、こんな大事な文書を記録に残さないということはあり得ない。
ここでも公文書廃棄の「安部政治」が続いている。これでは政策決定の検証すらできない。
岸田政権は誕生から1年になった。
何も決められない。支持率を上げるため国民向けに、非課税世帯5万円支給などお金をばらまくことはやろうとしている。
しかし消費税の減税には絶対に触れようとしない。そろどころか「インボイス」を強行しようとする姿勢は変わらない。
自民党内の政権交代では国民の生活は悪化するばかりだ。
やはり政権交代しかない。