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キーン・エッジ24始まる!

2024-02-03 07:12:00 | 日記

2月1日から8日までキーン・エッジ24が始った。

キーン・エッジとは直訳すると「鋭い刃」という意味だが、日米指揮所演習のことだ。

米軍横田基地で日米、そして今回オーストラリア軍が初参加した。
米軍基地に集まった米軍・自衛隊+豪軍は何をやっているのか。
対中包囲網、台湾有事の作戦であろう。

米軍の「マルチドメイン作戦(MDO)」、自衛隊の「領域横断作戦(CDO)」の検証であろう。

日本政府は、今年中に「常設統合司令部」をつくることを方針としている。

「常設」ということは自衛隊単独ではなく、常に米軍の指揮のもとにあるということではないか。

これは懸念ではなく、事実として進んでおり、新しい質的変化の段階にきている。

憲法9条をもつ日本が、現実的に戦争に参加する・・・それは米軍の先制攻撃に参加していく道・・・安保法制、安保三文書、そして常設の「統合司令部」へと、着々と進んでいる。

スタンドオフミサイルも「トマホーク」の大量購入とともに、日本の長距離ミサイル:1500キロの開発も進んでいる。

米軍とともに他国攻撃の兵器・攻撃態勢が出来上がりつたる。

他国は、米軍とともに日本が攻撃をしてくる。80年前をみろ。
日本は中国が攻めてくるから軍事がもっと必要だ。政府が、米が国民の意識をあおっている。
大軍拡の「悪循環」そのものだ。

岸田首相の施政方針も大軍拡だ。
平和の北東アジア構想をまったくもっていない。

キーン・エッジ24の次は、米海兵隊の実弾射撃訓練が矢臼別演習場で始まる。

2月26日から 射撃訓練がはじまる。
大隊レベルの規模で、人 員:約600名、車 両:約100両、榴弾砲: 9門である。
部隊所属のハイマースも来るのか?
もしハイマースを撃てば「約束違反」だ!

矢臼別での米軍の訓練には日本の税金が、落札率57%で、5・3億円も使われる。
外国への殴り込み部隊の訓練として。

「専守防衛」の自衛隊は、日米共同訓練によって米軍とともにたたかう軍隊になりつつある。

それを「厳しさを増す安全保障環境」として日本国民に大軍拡、それも他国攻撃が必要だと。

行きつく先は?