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珠洲市と釧路市

2023-05-08 07:03:35 | 日記

震度6強
能登半島の珠洲市で大きな地震があった。
家が崩壊し死傷者も出ている、救出、避難、復興に全力を挙げなければ。
余震と大雨による新たな被害も予想される。
安全確保とともに、一日も早い復興を願う。

釧路市も地震の多い地域であり、千島海溝の巨大地震の可能性を抱えている。
他人ごとではない。

さて話は変わるが、珠洲市と釧路市の接点として「珠洲焼(すずやき)」がある。

釧路市出身の陶芸の大家である「小野寺玄」氏は、平安・室町時代に栄え、その後廃絶となったしまった幻の「珠洲焼」の500年ぶりの復興に大きな貢献を果たした。
(釧路を彩る作家たち:釧路新書より)

珠洲焼資料館には小野寺玄氏の作品の常設展がある。

子ども時代の原風景として石炭の黒と雪の白があるという。
そしてあの有名な北大路魯山人の書生として住み込む。
それが幻の珠洲焼と出会った。
まさに「ドラマ」ではないか。NHKの朝ドラのテーマにふさわしい。

氏の作品には、シンプルさと黒と白のグラデーションにより心が引き込まれる感覚がある。

こうした釧路市とのつながりが復興の手助けになればと思う。