OM SYSTEM OM-1
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO+Teleconverter MC-20
Mマニュアルモード
絞り F/8.0(解放)
シャッタースピード 1/1000秒
ISO感度 2000
焦点距離 600mm(換算1200mm)
北海道から戻っての猛暑でアクティビティに出かける気になれずエアコンの効いた部屋で二週連続でまったりしてしまった。
撮れ高はあまり期待出来ないが戦場ヶ原に涼みに行こう。
6:05 赤沼駐車場は13℃
長袖パーカーを羽織ってスタート
古木の先っぽに留まるアカゲラ
まだ活動前のビンズイ
この時季戦場ヶ原の主役はこのホザキシモツケである。
脇役のアザミも見頃を迎えている。
日が上がると戦場ヶ原も一気に気温が上がる。
ただ湿気がないので日陰は涼しい。
給水&塩分、糖分補給がてらノビタキを探す。
居るには居るのだが遠すぎて解像しない。
居るのは無数のトンボだ。
逆光にキラキラ輝く。
いつもは展望デッキで大体撮れ高が得られるので戻るのだが今日は小田代ヶ原まで周回しよう。
森林区間の入口にホオアカが囀っていた。
そして古木を上下にせわしなく昇り降りしてのはゴジュウカラ。
ふだんは樹林帯の中に居るのだが珍しく抜けの良い(良すぎる)枝に留まった。
古木の先はやはり猛禽類が似合う。
ハヤブサか?
湯滝への分岐を小田代ヶ原に向けて歩く。
若干だが登りになっていて水分補給しながら進む。
鹿避けのゲートをくぐったら混群が飛んできた。
近いのでテレコンをMC-14にするか外した方が良かったかも知れない。
なにしろ画角に入れられないのだ。
そんな中かろうじて画角に入ったのが再びゴジュウカラ。
混群によく混じっているのはコゲラ。
混群の主役は平野部だとシジュウカラやエナガが多い。
ココでもシジュウカラかと思って撮影していたが良く見るとネクタイが無い。
調べてみるとヒガラのようだ。
ちょうど朝食時に出会えた。
しばらくすると別の個体との小競り合いになった。
激しく怒っているのとシレ~っと上を向いてとぼけているのが面白い。
混群の撮影で撮れ高が上がりほぼ満足した。
小田代ヶ原の北端に出る。
真夏の青空をC-PLフィルターで強調して撮る。
小田代ヶ原は大き目のホザキシモツケ群落がある。
ピンクに染まったエリアは遊歩道から遠い。
“貴婦人”との中間くらいだ。
良く見るとノビタキが飛んでいる。
木道直下にもホザキシモツケ群落はある。
こちらも無数のトンボが飛んでいる。
ホザキシモツケ群落にノビタキが居る事でアクセントになっている。
出来ればノビタキを主役にホザキシモツケを背景にした画を撮りたいがそれはいずれまた…
小田代ヶ原からはバスで赤沼に戻り、もはやルーティンワークとなっているやしおの湯につかる。
今市市街は道の駅渋滞とかき氷屋さん混雑でとっととあきらめて宇都宮に降りて…
珍しくとんかつ屋さんでミックスフライ定食などをいただいたのである。
野鳥や野草は分かりませんが、真夏の青空に白い雲の画が素敵です😊
野鳥や野草の名前がわからなくても歩くだけも価値がありますね。
でもホザキシモツケくらいは覚えてください。
ココと北海道と霧ヶ峰しか自生しない絶滅危惧種なのです。