いっせいの林道歳時記

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冬野鳥コレクションⅢ

2022-03-05 19:57:09 | 野鳥
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14
A絞り優先
絞り F/9.0
シャッタースピード 1/125秒
ISO感度 800
露出補正 +0.3EV
焦点距離 560mm
追尾AF 静音+ProCapL


ジョウビタキとの出会いで野鳥にどっぷりの今シーズンであった
何度か撮ってるうちにいつのまにか近くに寄ってきてくれるのがわかってきた
それでも10mは余裕で離れている
居る場所はだいたい同じ
ランチタイム前後の少しの間の時間ジョウビタキが遊んでくれるのだ
申し訳ないが場所の特定は内緒でお願いしたい
筆者以外に野鳥カメラマンも訪れることのない地味なフィールドだ
(カワセミの居る井頭公園は筆者が書かなくても誰でも知っているメジャーなフィールドである)
その分筆者とジョウビタキ君との一対一のコミュニケーションがとれる贅沢な時間かも知れない
その時間もそろそろ終盤だ
某日いつもより近くに来てくれた
背景に木漏れ日の玉ボケの入る絶好の画角だ
ちょっと小さな枝が邪魔っぽいが贅沢は言えない
今の筆者のスキルでは最高の画になった
もちろん上級レンズを使えば解像度はもっと上がるしフォーカスももっと追い込める
でもこの辺りで許して欲しい



こちらは枝の影がジョウビタキの腹に写ってしまっている
それでも小枝の新芽が赤くなって春が近い事を表現したつもりだ
背景もうまくとろけた
ジョウビタキ君の瞳に光が入りちょっと表情がやわらかくなった
白いウンチはお許しいただきたい(笑)



実は地味に飛ぶ画を練習している
これが難しい!
「プロキャプチャー」と言う機能で半押し中の画像が記憶されると言うずるい技だ
だが鳥がいつ飛び出すかわからないのでシャッターボタンを半押しのまま1分2分経過する事がざらにある
マイクロフォーサーズのレンズが小型軽量とはいえ腕力に限界がある
ましてやコッチに向かってくれるほど都合よく飛んでくれないので画角を少し広角気味に引いて待つ
苦し紛れに撮れた画も羽が止まっていない
1/1000秒では止まらないのだ
1/4000秒くらいまで刻まないと無理か?
そうなってくるとかなり暗い
絞りはすでに解放でこれ以上明るく出来ない
そこでISOの出番だ
筆者はISOは小さめで解像度を上げたい派なのだがそんな事言ってられない
400とか800では暗くて6400とかまで上げないと解像しないだろう
さすがに粗くなり画としては限界だ(高いRAW画像編集ソフトできれいになるらしい)
悩みは無限に続くのだ…


(OM-D+M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO)

ここで一服
鶏ベースのスープと中太麺のマッチングが良くて通い始めたお店
味玉をカットして出してもらいビジュアルのグレードを上げた
ランチなどは普段はiPhoneで撮るがこの日はOM-D持参(笑)



(おとなしくしているモズはかわいい、とても猛禽類とは思えない)


(閲覧注意)

ジョウビタキ君に毎回確実に会えるかと言うとそうでもない
その時はたいがいモズが居る
縄張りがかぶっているのかも知れない
両方居た時もあったし…
この画はそのモズがペレットを吐き出した瞬間を捉えた珍しいシーンだ
っと思っていたがどうやら野鳥を撮ってると遭遇率は高いらしい
カワセミなんかは小魚を丸飲みしちゃうので未消化の具がそのまま戻ってくるのでけっこうな確率で撮れてるようだ
それからすればまだかわいいのかも知れない



2月後半から「カシラダカ」が目につくようになった
10羽ほどの群れでせわしなく動き回るのでなかなか被写体を固定できない
たまたま日陰でじっとしていた個体に合わせる事が出来たがいかんせん暗い
証拠写真レベルでお許しいただきたい



これも証拠写真の「ヤマガラ」
けっこう高い枝に居て降りてきてくれない
塩原温泉の御用邸では飼いならしていたのが信じられない



「シロハラ」もそろそろお別れだ
いつも地面の葉っぱを突っついていて注目していなかったが今回はちゃんと撮ってみた
以外に“目力”があるね



最後に「ヒヨドリ」
こいつは家の近くにも一年中居てありがたみがない
桜の花を突っついて壊すしロクなもんじゃない
(靖国神社のソメイヨシノの標本木にも居た)
イチゴも突っつくらしい
農業害鳥指定種だ
それでもたそがれる個体を見つけたのでちょっと撮ってみたのである。


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2 コメント

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鳥憑かれている (初代)
2022-03-07 14:54:54
鳥(撮り)たての画像ですね。
標題のだとか「鳥の虜」とかいろいろ出てきます。
トップのショウビタキは、玉ボケがもっと欲しくて絞ると鳥の動きが速いし、光が足りないという
あちら立てればこちらが立たないジレンマの連鎖でしょうか。

ラーメンは、あっさり系と思しきスープに平打ち麺とうっすらピンクがかったチャーシュウを配置して、海苔、ナルトで固め
葱を散らして「カットした」玉子が載るという、見た目も非の打ちどころのない逸品に仕上がっていますね。

トリを取るのがヒヨドリなのは、知名度で抜擢ですか。
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Re.鳥憑かれている (いっせい)
2022-03-07 18:31:42
簡単に言うと光があればもっときれいにもっと解像します。そしてもっと寄れれば…
絞り解放、望遠端でこれ以上明るくするのはシャッタースピード遅くするしかないのですが敵は地味にいつも動いてます。ISOはあんまり上げたくありませんがこれを上げてしまい高いRAW画像編集ソフトでキッカリになるように出来るらしいです。
その為に明るくて高いレンズがあるんですけどね
でも限られた機材で追い込んで行くのも今のところ楽しいです。

そう考えれば動かなくて近いラーメンは湯気でレンズを曇らせなければラクですね。(それでもネギにフォーカスが甘いとか…笑)

ヒヨドリは鳥のキャラはともかく表情と背景がうまく行ったので気に入ってます
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