いっせいの林道歳時記

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切込刈込湖野鳥散策

2022-07-10 04:34:51 | 野鳥

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14
A絞り優先
絞り F/5.6
シャッタースピード 1/640秒
ISO感度 2000
焦点距離 420mm
露出補正 +1.7EV 
静音連写L  2022/07/09 10:06

日光湯元温泉から北に奥まったところにひっそりと小さな湖がある

ハイキングコースはしっかりと整備されており老若男女問わず幅広い世代が訪れる

筆者も中学の頃、同級生と光徳牧場までのロング周回コースを歩いた記憶がある

(今回はグリーンのラインの往復)

妻とも若い頃歩いた

そして還暦を過ぎて再訪する事になった

日光湯元ビジターセンター前に車をデポする

駐車場脇には当たり前のようにサルが生活をしている

この日は涼しくて朝7時の気温は16℃

サルも暖めあっていた

筆者もウィンドシェルを一枚上に羽織った

ちなみに前日キャンプ場に熊が出て一時閉鎖になったようだ

冬に撮影に来た湯元源泉の木道を歩き源泉の端から国道の高さまで登る

坂の途中ギャーギャーと品の無い声で鳴くのはカケス

こわもてで目つきも鋭く可愛くない

つづら折りを登ると視線を感じる

そんなつぶらな瞳でコッチを見ないで(笑)

煩悩と世間の汚れにまみれた筆者にはまぶしい視線だ

「交通事故に会うなよ」と言いながら小鹿と別れる

国道を渡ると正式な案内板が出てくる

国道脇の砂利のスペースにも5.6台駐車可能ではあるが一台も置いてなかった

針葉樹林帯を歩く

フィトンチッドを浴びて快適な森林浴モードとなる

しばらくすると野鳥の鳴き声がする

キビタキかセンダイムシクイとかの種が特定出来ない

つか姿がまったく見つからない

するとそれが解かってたかのように野鳥の看板が出てきた(笑)

メボソムシクイはまだ見たことないのでGETしたいね

アカゲラは妻が見つけてPEN-Fで撮ってくれたが暗すぎて没

だんだん登りがきつくなり小峠に着く

ココで小休止 水分、糖分補給

峠からは等高線以上に急に感じる激下りとなる

膝が笑ってしまう頃、刈込湖畔に到着 

ココでしばらく休憩とする

するとヒンタラララララ…♬とさえずりが聞こえる

近い!

(オレンジ色の頭を強調するためにアートフィルター使用)

切込湖方面に100mくらい北上

近い!

切込湖から歩いてきたハイカーも立ち止まりさえずりを聞いている

居るのはわかっているのだがどこだ???

…っと10mないくらいの苔むした倒木に留まっていた!

ちっさっ!

スズメより一回り小さいか…

予めカメラの設定を野鳥用にカスタム登録しているが森林内で暗いので露出補正を調整しながらの撮影となる

焦るな、焦るな・・・

(逆光大幅補正)

さえずりは一箇所で2、3分続く…

一旦離れてもお気に入りの場所が決まっているようで戻ってくる事もある

TOPの画像と同じ枝であるがこれは一本足で留まっているのが面白いのでアップしたがちょっと暗かった コマドリは針葉樹林帯の日陰のコケむした環境に居るので基本暗い

シャッタースピードをスローにするとさえずりの時の振動でくちばしがぶれて写ってしまう

絞りは当然解放 苦肉の策でISO感度を2,000まで引き上げて明るさ確保 だが画像は粗くなる…

遠くてもテレコンを外してF値4.0だったらもう少し解像したかな とにかく難易度は高い

飛ぶ寸前の瞬間

羽を広げた画はぶれてしまった

(これだけトリミング無し)

最後にちょっと明るい枝に留まってくれた

さえずりのシーンはぶれてしまった

撮ってる間は高揚感で余裕がなかった(笑)

せっかくきれいな声でさえずっているので遠くても動画一本くらい撮れたと思う

う~ん残念

 

コマドリがさえずっている下ではカルガモ親子が居た

エサをやらないように注意書きの看板がある

可愛くてやっちゃう輩が居るんだろうな

(登りでさすがに暑くなりウィンドシェルを脱ぐ)

行きはよいよい 帰りはこわい

小峠までの登り返し

復路もハイキングコースで野鳥の鳴き声をチェックしながら歩いたが姿の確認は出来なかった

(おまえらはどこにでも居るな)

湯元源泉近くでシジュウカラが数羽飛んでいた

ラストは駐車場に居たセキレイ

2.5㌔のハイキングコース往復で5㌔ 7時から12時までの5時間の行程であった スマホの万歩計は12,729歩、登った階段は14階であった

(駅そばのグレード、だって700円

湯元源泉の日帰り温泉の入浴もよぎったが洗髪などの洗い場の利便性はワンパターンであるがやしおの湯が使いやすいので汗を流して館内のレストランで「鳥天そば」をいただいたのである。

尚今回のコマドリ情報は日光自然博物館のブログからいただきました。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (アナログ)
2022-07-10 17:12:22
お疲れ様でした。
私は元の金精料金所辺りに車を停めてしか行った事ありませんが、結構しんどかった記憶があります😅
少し涼しくなったらまた行ってみたいですね。
カケスの顔付きは知りませんでしたが、羽の青い部分は毛鉤に使うのに貴重だったりします😊
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Unknown (いっせい)
2022-07-10 18:26:41
アナログさん、一人でしたら国道脇に停めたかも。昔行った時はちょろい印象しかありませんでしたが小峠の登り降りで見事にやられました 
なめてましたね
10時頃戻ってゆっくり温泉でも思いましたが12時過ぎてしまいました。でも結局やしおの湯に入りましたが(笑)
確かにカケスの青いトコの色は魅力的ですね
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鳥を撮る、のみならず… (初代)
2022-07-22 15:11:14
鳥たちの姿もいいけど、サルの1枚目の表情イイですね。
シカは尾瀬まで遠征してきて植物の食害や湿原の踏み荒らしをしでかす困った連中なんですが。

トップのコマドリさんは、力いっぱいな感じが伝わってきて素晴らしいです。
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Re.鳥を撮る… (いっせい)
2022-07-22 20:38:41
サルとか目を合わせない方が良いのですがレンズ越しに合いましたね。
ニッコウキスゲや小田代ヶ原の貴重な植物を食害するシカですが見つめられると可愛いですね
尾瀬通いをしてた頃、丸沼スキー場近くで引かれたばっかの小鹿の亡骸を見た事あって…

コマドリが命を削ってさえずってる感じが伝われば撮り手としては満足しなくちゃいけませんがもっときれいにもっと背景が良いトコで…完成度の高い画をと無限に続きます…
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