菅野臣太朗の携帯メール日記

演劇で日本を元気に。そして、健やかに

四十六ノ百四十四日目

2021年01月13日 | Weblog
1月13日(水)☀




演劇を。
観に行った。
劇場に。

しかも。
自分の創った作品じゃなくて。

仲間から。
誘われた演劇でもなく。

これは絶対観ないと。
って思った演劇を。
観に行った。

チケット買う行為が。
何だか懐かしくて。
チケット発券する行為が。
何だか嬉しくて。
何度も観に行ってる劇場だけど。
1度も演出したことない劇場で。
1度は演出したい好きな劇場だから。
何だか感動して。
客席に座って開演を待つ時間に。
何だか至福を感じて。
暗転して。
開演した。


濁流の様に。
流れ去って行った本番。

物語の終わり。
カーテンコール前の拍手。
そこで現実に。
引き戻された。

人間の根底にある。
命。
愛。
その裏表が。
終始溢れ出ていた2時間だった。

作品のキャッチコピー。
立ち上がる「声」・演劇の「奇跡」
正にそんな演劇。

300年以上前の。
ギリシャ悲劇を題材として書かれ。
フランスで上演された作品。

人間の性は。
今も変わらない。
普遍的なものなのだと。
改めて感じた。

生と死。

まだまだ。
深く深く。
考えたい。

喜劇だろうと。
悲劇だろうと。
そこを。
突き詰めて。
書きたい。
演出したい。

強く。
そう胸に刻んだ。

カーテンコール。
緊急事態宣言による。
急遽なる20時終演の為の。
上演時間繰り上げ。
そして。
50%の客席。
普段なら。
確実に満席の公演。

スタンディングオベーションの我々に。
頭を下げ。
我々に拍手をしてくれた主演女優さん。
「来てくれてありがとう」
「見届けてくれてありがとう」
そんな想いが伝わる拍手だった。

そして。
その主演女優さんは。
全速力で舞台奥へ走り去っていった。

その姿にも。
涙した。

演劇を。
絶やさない。

使命だと思った。


観た作品は「フェードル」
主演は大竹しのぶさん。


さ。
明日も。
生きよ。
笑いながら。
力強く。


to be continued...

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 四十六ノ百四十三日目 | トップ | 四十六ノ百四十五日目 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事