9月30日(月)晴れ
菅野臣太朗演劇倶楽部2024年本公演
「その龍は、彼の中で舞い私の中で眠る」
劇場入り
場当たり
優秀なスタッフたちのおかげで
予定よりも 多くの場面を当たれることが出来た
ここ数年
ずっと支えてくれている
心強いスタッフのみんなに感謝
明日は
ゲネプロ
そして
公演初日
とある
養蜂場での悲哀の物語
形あるものは
いつか朽ち果て
命あるものは
やがて息絶える
そんなことは
頭では分かってる
でも
朽ち果てたり
無くなったり
居なくなったり
亡くなったら
悲しいし
苦しいに決まってんじゃんか
そんな登場人物の
どうしようも無い感情が
龍が如く
狂い舞います
そんな
とんでもない演劇
お届け出来そうです
お待ちしています
朽ち果てた養蜂場で
明日も
笑わせて
笑お
9月29日(日)曇り
稽古OFF
全ての稽古が終わり
一旦
作品を俯瞰する日
中に
中に入り込んで
見えなかったこと
見えなくなっていたことを
ふと
確認する日
明日の
場当たりスケジュールが
演出助手から届いた
今作は
スタッフ切っ掛けの演出が少ない
つまり
キャスト切っ掛けの演出が多い
「音楽で動く」
「照明変化で話す」
ではなく
「キャストが動いたら音楽」
「キャストが話し始めたら照明変化」
てな具合に
キャスト全員の息が合わないと
成立しない演劇
冒頭から
少しの乱れも許されない場面から
上演時間は
1時間40分
100分に収まりました
贋作オセロー同様
いいサイズで仕上がってます
温蕎麦の時期突入
明日も
笑わせて
笑お
9月28日(土)曇り
菅野臣太朗演劇倶楽部2024年本公演
「その龍は、彼の中で舞い私の中で眠る」
立ち稽古
15日目
通し稽古
8回目
そして
最終稽古日
出来ること
全部
やりました
毎日
必ず誰かが涙を流した稽古場でした
毎日
必ず誰かが泣き叫んだ稽古場でした
毎日
必ずみんなの笑い声が響いた稽古場でした
あとは
役者全員の
【最高】
を 板の上に乗せること
攻めて
叩いて
鳴らしていく
それはまるで
日本中に響き鳴らす警鐘のように
3週間の稽古は
一瞬で終わった
夏の終わりから
秋の始まりを
みんなで味わった
みんなと一緒に居るのも
あと1週間
それが
演劇の儚さ
でも
想いは1つだ
このメンバーで 生き抜く
明日も
笑わせて
笑お
9月27日(金)雨



菅野臣太朗演劇倶楽部2024年本公演
「その龍は、彼の中で舞い私の中で眠る」
「その龍は、彼の中で舞い私の中で眠る」
立ち稽古
14日目
返し稽古日
修正したい台詞
追加したい一瞬
それによって変化する場面
様々な場面を
実験的に
挑戦的に
繊細で大胆に施術した日
そして
俳優が
自分を考え過ぎ
自分を表現し過ぎると
場面が停滞し始めるので
相手を表現するベクトルに
軌道修正した日
演技とは
自分を考えることではなく
相手を考えることです

自分を想うのではなく
相手を想うことです

自分を語るのではなく
相手を語ることです

人生の意味が
自分には無いように
明日
最終稽古
もっと高みへ
明日も
笑わせて
笑お
9月26日(木)晴れ



菅野臣太朗演劇倶楽部2024年本公演
「その龍は、彼の中で舞い私の中で眠る」
「その龍は、彼の中で舞い私の中で眠る」
立ち稽古
13日目
通し稽古
6,7回目
作家として
役が伝えたい言葉を
少しだけ削り落としてシャープにした
演出家として
役が背負うものを
少しだけ削ぎ落として軽くした
ずっと胸に秘めていた
今作の裏テーマを
今日伝えた
そして
化けた
そして
舞った
龍が如く
兎に角
整えないこと
兎に角
整理しないこと
頭で
精査して
頭で
理解して
台詞を語らないこと
脳内処理した状態で
そこに居ないこと
常に
湧き上がったものだけで
台詞を語り
そこに居ること
ただ
それだけのこと



明日も
笑わせて
笑お