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映画『仮面ライダー1号』を観てきました

2016-03-28 16:21:13 | Weblog
期待しないで観て正解だった・・・

映画『仮面ライダー1号』予告編


もう脚本が井上敏樹で監督が金田治って段階で
「こらアカン」
と思ってましたけどね。

でもね、前半の展開は凄く「昔の仮面ライダー」を意識した作りになってたし、今時みたいな「ただやみくもに大暴れ」って展開でもなく
「世界征服」をショッカーもノバショッカーも目指してたのはよかったんですよ。
「お?これは今回は期待できるぞ」
確かに始まってから1時間はその気持ちだったんです。

時間が経過するにつれ・・・
「あれ?あの伏線はどこに行った?」
「いや、それはつじつまが合わないんだけど」
「いや、仮面ライダーの初期設定きちんと調べたよね」

ツッコミどころ満載になってきて・・・
挙句の果てには
「えーい!とりあえずライダーアクションで大立回りすれば全部解決だぜぇ」

出たよ、井上脚本お得意の投げっぱなしジャーマン。
さらにやたらカットが多い金田演出。

前半のくだりって結構日本がピンチになってるのに、バトルやって敵倒しました、チャンチャン・・・じゃダメだろ!!

この作品で本当、唯一よかったのは藤岡さんがきちんとライダー論を語っていた事。
後でテロップ見たら企画が藤岡さんなんだね。
後、地獄大使が結構カッコイイ。
あれは別の意味で男の美学を貫いてるわ。

でも、ローカルヒーローファンからすればあのくだりはヤツルギ2のヤツルギとファンガークでやってるんだよね。
だからいいシーンなんだけど、感情移入までは至らず。

まあ、期待しないで「仮面ライダー1号の闘いぶりを観るんだ」位にしておきましょう。
その位で観たほうが楽しめます。

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