新入社員・・・20

さて、その翌日・・・・
いよいよ新人くんが一人で配送するという・・・何だか不安だぞ。
まあ本人も「一人で廻りたい」とか言ったらしいし。

いや、その自信はどこから来るんだ？
つかあれか、同乗されると厳しいツッコミが入るから一人のほうがマシって事か。

ぶっちゃけこいつの事なんぞどーでもいいんですわ。
店に迷惑だけはかけんでくれ。

さて伝票が全部出て、新人くんの件数が確定。
伝票枚数45枚！
初めてにしてはちょっと多いな。
「社長、少し自分が配送補助しましょうか？件数多いみたいだし」
「最初からそうやって甘やかしてどうする。これからいつもそうやって助け舟出すつもりか？」
「でもデビューですし、少し負担軽くしておかないと」
「あいつがやる気なんだ。そのやる気を俺は買う」

そこまで言われたら仕方ない。ヘタに手伝ったら今度はこっちに火の粉が飛んでくる。

「いいか、何かあったら何でも構わないから連絡をよこせ。件数多いけど絶対焦るな。いいな」
「はい、それはわかってます」

本当に不安だ・・・・


それから進捗状況を聞きながらこっちも自分の仕事をしている・・・・が聞けば聞くほど『今日中に配送できないんじゃないか？』という疑惑が湧いてくる・・・・
出発した以上納品代行はできないし・・・・
自分の予想的中・・・しかも最悪のシナリオ・・・・

「お前、大丈夫か」
「・・・とにかく場所がわからないんです」
「そういう時は恥ずかしいとか言ってないで素直に店に電話して場所聞いちゃえ。俺はそれやってた」

電話で指示し、自分はまだ納品できていない店に片っ端から連絡。
まあ初回だから仕方ないって店のほうは納得してくれたけどね。
一人にしたら一人にしたでそれなりに胃が痛い・・・・

すると社長こんな事を言うんですわ
「朝、伝票枚数の確認したか？何でお前がフォローしてやらなかったんだ？」

えーっ！うっそでしょ？？？
その口からその台詞が出ちゃうの？？

勘弁してくれ～

新入社員・・・19

さて、翌日・・・・
この日は後輩が新人くんと同乗。
絶対今日は苦労するだろうなあと。
というのも、この日はうちの大お得意が注文を入れて来る日。

「大変かもしれないけれど、手伝っちゃダメ。アドバイスと指摘は可」
後輩に釘を刺しておきました。
でないといつまでも甘えてくるからねぇ。

で、夕方辺りに後輩から連絡が入ってきた
「どうした」
「うーん・・・でも地図の見方は勉強してきたみたいですよ。『昨日編集人さんにこっぴどく叱られました』って言ってたし」
「あっそ。運転は？」
「前に比べたら・・・まあ大分マシですね」
「そうか・・・」
「声は確かに出てますけど・・・先方と目を合わせませんね。自分はそこを指摘してます」
「そうなんだ」

「そうですね、自分このレベルなら・・・・まあ明日試しに一人でやらせてみたらいいんじゃないですかね」
「おいおいおい、大丈夫か？」
「大丈夫と太鼓判は押せないけど、いい加減やらせないとダメですよ。いつまでも同乗なんてできないし」
「まあ・・・そうだよな」
「それに・・・自分ももう同乗したくないですから」
「・・・ひょっとしてそれが本音？？」
「だって、編集人さん・・・同乗したいですか？」
「・・・・やだ・・・・」
「ですよねぇ。という事で冒険させないと」
「うーん・・・」
「バックアップフォローはしましょう。配送件数が多かったら代行配送してあげる。それでいいんじゃないですか」
「そうするか？」
「そうしましょう」

正論ではあるものの、そうなったらそうなったでこれまた胃が痛い・・・・
同乗してもしなくても胃が痛いっていう・・・・
どうにかならんか～

新入社員・・・18

残った醤油がどうにも気になりながら会社に到着。
さあ、さっさと駐車場にトラック入れて精算して帰るよ！

ところが・・・・

「編集人さん、すんませんけど車庫入れ自信ないんで、見てもらえます？」
「・・・・まあいいよ」

トラックってバックモニターついてるから入れやすいと思うけどなぁ。
こいつの車庫入れがまたあぶなっかしいんだ。
あわや隣のトラックと接触しそうになるし・・・・

ま、いいけどさ。ツッコミくらうのはこいつだし。

さて事務所に戻って精算処理。自分らが一番最後だったという。
まずは入金チェック表と伝票のチェック。

ところが・・・・
やっぱり伝票が足らないのよ。
しかも絶対無くしちゃいけない修正した伝票がないという・・・・
「お前、絶対なくすなって言った修正伝票、どうした？？」
「・・・・」
「それとこの店、お前伝票どうした？」
「・・・・」

ヤバイなぁ・・・・もしここで醤油降ろし忘れたら明日アサイチで持っていかないと・・・
「トラックに行って伝票探して来い」
引きつった顔でトラックにダッシュする新人くん。
その間伝票履歴を検索してもらって、降ろし忘れかどうか確認。
ついでに修正金額も確認。

結果としては降ろし忘れはないようで積み過ぎって事。
それはそれでよかったんだけど、でもこれが毎回続くと倉庫担当がどやされるんだよなぁ。

そうこうしているうちに新人くんが戻ってきた。
「ありませんでした」
飄々と言うからさすがにカチンときて・・・
「お前、やっぱり集中力ないよな。伝票は所定の場所に絶対挟めよ」
少々声を荒げて言いましたわ。

で。チェック表と現金はというと・・・
「テンぱってた割には金額はちゃんと合ってました」
飄々として言いやがった
「タコすけ！そんなのは当たり前だっちゅーの、自慢すな」

アカン・・・・こいつ全然反省してない・・・・



うわぁ・・・胃がキリキリする・・・・

新入社員・・・17

さて、配送も終盤。
と言ってもたかが20件くらいの配送だから本当ならとっくのとうに終わっていないとイカンのだけど、まあそれは仕方ないですわ。

最後の場所に着いて荷物を降ろし、さあこれでおしま・・・・

ん？

何で醤油が一缶残っているんだ？？

降ろし忘れ？？
それはヤバいぞ。

「ねえ、醤油ひとつ残っているけど、積み込んだ時チェックした？」
「いや・・・煽られてチェックできませんでした」
「伝票チェックして。降ろし忘れなら今から持っていかないとイカンからね」
「えーっ・・・・わかりました」

いや、お金頂いているから、そりゃ持って行くでしょ。
ブーたれていてもダメー。

伝票に該当する記載は・・・なし
という事は間違えて積んだか・・・でも今日醤油降ろしたの一箇所だよな。
あれ？伝票控え全部あったか？？
醤油の表記ひとつもなかったぞ。

「ねえ、伝票の控えこれで全部？？」
「・・・あ・・・」
胸ポケットをまざぐって控えの伝票を出す新人くん。
こいつバインダーに全部はさんでないな。

「他にないか？」
首を傾げながらポケットをまさぐる新人くん。
出てきたよ、もう一枚。

「これで全部です」

いや、こうなってくると俄然怪しい。

出てきた伝票に醤油はひとつだけ。だとすればやはり積み過ぎ・・・

「お前さ、前回俺言ったよな。伝票は所定のところに挟んでおくって。こういう時に必要になってくるんだって」
「・・・・はい・・・・・」

あーあ、胃が痛てぇなぁ・・・・

新入社員・・・16

さて、車のキー紛失騒動の後、新人くんは当然の事ながらテンぱっておりまして、無言で次の店に。
別にそれについて叱るつもりはないんだよね。ま、「気をつけろよ」位は言ったけど。
まあ担当ドライバーなら激怒してだろうし、一人だったら確実に泣きが入ってただろうから、テンぱるのもムリはないかと。

んで、次の店で品物を納品したら・・・あら品違い。
まあこれは新人くんのミスじゃないねえ。
伝票の修正をしてその品物は持ち帰りに・・・・

「いいかい、この伝票は無くしちゃダメだからね。経理に提出するんだからね」
「わかってますよ」

いや、そこは素直に「はい」でいいだろ。

さて次の場所に行くのに・・・地図を見て、なおかつ携帯の検索ナビを使って場所を調べる新人くん。こっちはどう行けばいいかわかるんだけど、教えたら奴の為にならないのであえて教えない。
はいいんだけど10分は時間がかかりすぎだろ。

「何してんの？」
「いや、地図とナビと目的地が異なっているんです」
「そんな事はないだろ」
地図を見ると・・・見てる場所が違う。

「お前さ、新橋じゃなくて西新橋に行くんだからな。こっちだよ、こっち」
「あ・・・ああ、そうですね」
「地図の見方いい加減覚えろよ、お前はよ」
「・・・・はい・・・」

また生返事。
これ本当に止めさせないとまずいなぁ。

「じゃあこういうルートで行きますので」
「いいよ、君がそういうルートで行くならそれでいいんじゃない？？」
「じゃ、出発します」

車が出発・・・ところが当初曲がる予定の道を直進しやがった。
記憶ではこっちに行くと結構遠回りになるかと・・・
「ねえ、説明したコースと違うけど」
「え？次の道を右折ですよね」
「いや、今の道を右折って言ってたよ」
「えっ？そうですか」
「うん」
「Ｕターンしましょうか」
「ダメ、ここ一方通行」
「どうしましょう」
「どうしますかねぇ。とりあえずまっすぐ行くしかないもんね」

ますますテンぱる新人くん。
「な、本当に地図の見方覚えろよ。お前はよ」


・・・・胃が痛てぇ・・・・・

新入社員・・・15

さて、その後配送はそれなりに順調で、配送ルートはどうやらきっちり覚えているみたい。
声も出ているし、前回乗った時よりは大分マシになってるなぁと。
「そりゃそうですよ。散々怒鳴られましたから」
「あっそ、怒鳴られたの」
「そりゃ凄かったですから。道間違えたら『どこに行くんだよ』とか。編集人さんはあまり怒鳴らないから助かりますよ」

いやいや、俺だって叱る時はむっちゃくちゃ怖いよ～。
つかさ、なんでタメ口なんだろ？？

ところが、そんな話をした直後・・・・
配送を終えて戻ってきた新人くん、ポケットをまさぐって顔色が変わる

「どうした？？」
「・・・鍵・・・」
「へっ」
「ないんです。ポケットに入れたのに」
「おいおいおい」

自分のポケットに全部手を入れて探す新人くん。
「どっかに落ちてないか？」
「えーっと」
「ここまでキーは当然あったんだから、お店までの道筋で落としたのかもしれないから、探してこいよ」

カギがなければ配送はおろか、ただの箱になっちゃうし。

顔面蒼白で車から降りていく新人くん。

こりゃヤバイ。
自分は運転席周りを探す


・・・・と・・・・・



フロント前に置いてある手袋の下になーんか金属が・・・・

車のキーみっけ（笑）
新人くん、テンぱって前まで探さなかったのね。

すぐさま新人くんを呼びに行く。
鍵を渡したら腰砕けになってた。
「どこにあったんですか？」
「フロントの手袋の下」
「よかったあ～」
「よかったじゃねーだろ。車のキーはちゃんと持ってないと。ヘタにロックしたらインキーになっちゃうよ」
「・・・・はい・・・・」


胃が痛い・・・・

新入社員・・・14

さて、荷物の積み込みも終了し、会社を出発。

「あのね、今日は俺何もしないよ。いないものだと思ってね。自分で判断して自分で行動する。アドバイスとか指摘はする。でもそれだけだから。いいね」
「はい、最初からそのつもりですよ」

・・・・いちいちこいつは一言多いな・・・・

車は以前とは比べ物にならない位にスムーズ。蛇行もしないし、右折左折もまあまあ・・・と思いきや・・・
横断歩道にまだ人が歩いているのに突っ込んでいこうとする新人くん。
「バカ、一旦停まれって」
「前任者も入っていきましたが」
「バカヤロ！停まれって言ってんだよ」
「・・・・はい・・・・」

生返事をしながら一旦停止。
「お前さ、人はねたら仕事どころじゃねーぞ。2週間前にも言っただろ。前の担当は俺の知る限り一旦停止して確認してから動かしていたよ。お前見てないじゃん」
「・・・・はい・・・・」

車は何とか一軒目に到着。
新人くんが伝票持ってドアを開けた途端、外から「あーーーっ」という声が。
何が起こった？？
新人くんが後方確認をしないでドアを開けたものだから、後ろからきた自転車のおっちゃんがドアに接触したらしい。
「バカやろ！何すんだよ」
「・・・すいません・・・」
「気をつけろ」
罵声を浴びてながら去っていくおっちゃん。確かにこれは新人くんが悪いわ。

「お前さ、後方確認しないでドア開けたろ」
「イヤ、確認したんですけど、おかしいなぁ」
「本当にさ、まじでお前事故起こすぞ、いつかよ」
「はい・・・すみません」

自動車教習所の人って物凄く神経使うんだろうなぁ。
これだけでもう胃が痛くなってきました。

新入社員・・・13

さて、昨日も例の新人くんと同乗。つか、社長から「お前は基本手伝うな、指摘とアドバイスだけしていればいい」って言われてましてね。

「大丈夫です。運転大分マシになりましたから」と豪語する新人くん。いや、自分で豪語してどーすんだよ、こいつは。

商品出荷、配送ルートの組み込みをして、積み込みの最中にこの日一発目の出来事が・・・
トラックに積み込む時はただ闇雲に積み込むのではなく、倉庫担当が商品を読み上げたものを第三者がトラックに持っていき、それを配送ドライバーが積み込む訳なんだけど、この新人くんはいちいち「どこに積み込めばいいですか」って倉庫担当に聞くんですわ。

『そんな事テメーで考えろよ！お前が組んだルートに基づいて、最後のほうから商品を読んでるんだろ？奥のほうから積み込むんじゃねーのかよ』

あ・・・倉庫担当がキレた。

「お前よ、何が何だかわかんねーかもしれねーけどよ、いい加減今何やってるのか理解しろよ。お前の質問も何言いたいのか本当にわかんねーし、前任がやってた事を見てなかったのかよ？あ？？」

この倉庫担当、自分にも厳しいけど人にはもっと厳しいと言う人。普段は軽口叩く人でおもろいおっちゃんなんだけど、怒らすとだれもがビビるという、ジャイアンみたいな人。
もっというと前の会社でいうＡ達さんみたいな人（笑）

一気にキレ口調になった倉庫担当の言葉に無言になる新人くん
そこで倉庫担当が追い討ち
「お前よ、この会社に何しに来たんだよ、仕事しに来たんだろ？だったらシャキッとしろよ。全くよ」

「・・・・はい」

また生返事かよ。これ注意しないといかんなぁ・・・・

この日もまた色々あったんですけど、また何回かに分けて掲載しますわ。


・・・あ、木曜日も同乗か・・・
どんだけやらかしてくれるんだろう・・・・

まあ死刑もやむなし・・・ってところでしょうかね

さすがに残虐だもんね。

母子殺害、元少年の死刑確定へ＝犯行時１８歳、上告棄却―「責任あまりに重大」(時事通信) - goo ニュース

つかね、未成年だから更生の余地があるとか言うんだけど、殺された側つまり被害者のほうから見れば「他人に命を奪われた」事にはかわりないんだよね。
未成年だろうがなんだろうが、そりゃあ「極刑」求めるでしょうよ。
奥さんと子供をレイプして殺して、で未成年だから深く反省しているからまあ多めに見てやってよ・・・それはさすがに旦那からすれば「ざけんじゃねえ」ってなりますわな。

今回の判決はある意味で大きな意味がありますわな。
未成年（18歳ではある）でも凶悪な事件をやったら「極刑はありえる」という事例ができた事。
今まで判例がないからという理由で『え？この程度の判決なの』っていう事があったじゃないですか。
でもこれからはこの手の事件が発生したら、今回の判決が基準になる訳ですね。

で、ひとつ気になったこと
なんでこの被告人の苗字変わってたの？
両親離婚でもしたんでしょうか？？

てぇ事で・・・・

ま、愚痴でございます。

ぶっちゃけ新人くんの横には乗りたくないと言う事もあるし、3月からご新規が一気にドンと増えるのにその準備だってまだ出来ていない。
大きな仕事をやる時はある程度集中させてもらいたいんだけど、それをさせてくれないのがうちの会社という・・・

要は言いやすい人にしか言えないんだよなぁ。
だから文句言えない人はどんどんいいタイミングで連休許しちゃうし。
自分なんか休もうとすると散々言われるんだけど、アテにするのはいいんだけど、だったらもう少し大切に扱ってくれってーの。

本当に木曜日休んでやろうかなと。営業チームがいないとどんだけキツイか思い知れってところですわ。

あー・・・自分の仕事がしたいよー。

新入社員・・・12

さて、来週からは否応なく一人で配送をする新人2名。
まあ、一人は問題ないかなあと思うんだけど、問題は例の新人くん。
あの運転で果たして一人でやれるのかと。

『大丈夫です。叱られる回数が最初より減りました』

いやいや、でもまだ叱られてる事多いんだよね。
もうすぐ辞めるエリア担当ドライバーからは「ヤバイっすよ。あいつ全然運転レベル上がってないっすよ」って聞いてるし。

つまり自覚なし。見事な勘違い・・・・

来週はご新規の取引先がどっさり出来るからこちとらかまってらんないけどね。


と・・・・思いきや・・・・



昨日、社長様から恐ろしい一言が・・・

「●●ちゃんな、まだ一人で走らせるの心もとないから、お前ら相談して交互に同乗してやってくれ」

えーっ！！
新規の対応はどーすんのよ。あちこちで打ち合わせしないとイカンのだけど。
他にもあれやこれやとやる事山積よ。

マジで構ってられないってばさ。

「それ、物理的ムリっす」って反論すると「やる気ないなら辞めろ」ってヘーキで言うし。

どうも最近『困った時は営業に振れ』っていう傾向があるからなぁ。
つか、またあいつの横に座るのかよ～。何がイヤだって、それが一番いやだっちゅー話よ。

という事で、来週最低3回同乗って事か。1日乗って、あれだけやらかしてくれる事満載だったのに、それが3日も・・・・

体持つかなぁ・・・・

ううっ、やだなあ・・・・

新入社員・・・11

冷静に考えたらよくもまあ毎日毎日ネタを作ってくれるなあと思う今日このごろ。

んで、この日も新人くんはやってくれました。
といっても担当ドライバーは毎日助手席で怒鳴っているようですが（笑）

会社に戻って精算処理をしていたんだけど、金額があわない。
その額きっかり千円。
あせりまくる新人くん。そりゃそうだ。必死に検算しまくってた。

「お前、あの時だろ。絶対そうだよ」
担当ドライバーが半ばイラついた状態で、新人くんに言う。
何でもいただいた代金をその場で集金バッグに入れず、歩きながら入れようとして失敗して道端に落としてしまったらしい。

「あ、それダメだよ。いただいた代金はその場で金額確認して、きちんとカバンに入れないと後で金額があわないことあるからね」
「お前、二度目だよな。本当にバカにしているのか、お前」
「いいえ、バカになんかしてませんよ」

あ、二度目なのね・・・・
そりゃあ怒るわな。

結局千円足らずは間違いなく、社長に報告。
社長からも自分が言った事と同じ様な事を言われてましたな。
ただ、自腹は『ま、新人だから』という事でなし。

いーなー、俺らなんか自腹切らされるのにさぁ。

新入社員・・・10

さて、この日は別のエリア担当ドライバーが急遽お休み。
こういう時は自分なり後輩なりが代行配送するんだけど、この日は自分らも予定が埋まっている訳で・・・

で、結論はどうしたかというと・・・・

新人二人で配送させるという。

これは無謀だ。無謀すぎる。

もう一人の新人はまあなんとかなりそうだけど、新人くんがなぁ・・・・
うちの後輩や今教育しているエリア担当も
「それはまだムリじゃないの？」

んで、二人が社長に言う訳ですよ。『ムリでしょう』って。
逆に怒られてた。

「俺は出来ると思ってる。お前らが教えているんだろ。ちゃんと教えてればそんな心配はないだろ。それにあいつらをいつまでも甘やかす訳にいかない」
そんな感じ。

理屈と言えば理屈だけど、屁理屈・・・じゃねーか？それ。
ま、うちの社長様らしいっちゃあらしいけどね。

さすがに新人くん、青ざめてましたわ。
「何時に帰れるか、わかりません」
「地図の見方はもう覚えただろ。後はエリアでまとめて、ひとつずつ丁寧に潰すしかないね。とにかく焦るなよ、ゆっくり廻れな」
「はい、それはわかってます」

・・・・相変わらず一言多いな（苦笑）

それでも配送件数が多いので、少しだけ代行配送して負担を軽くはしましたけどね。
で、彼らが全て配送し終えて戻ってきたのが夜の7時半。
思ったより早かったと。

何でも新人くんには運転させず、もう一人の新人が運転を担当していたとの事。
地図についてもその新人が土地感を持っていたので割と混乱なく配送できたと。

ああ、それはよかったねぇ・・・





ん？？






んじゃあ、新人くんはこの日何やってたんだろ？？

マイクベルナルドが自殺・・・・

いやぁ、体が相当疲れております。
昨日なんて8時半には寝てたんだよ。というか意識を失ったっていうのが正解かもね。
途中一回だけ目が覚めて布団に入ったけど、それから今までノンストップで爆睡してました。

8時間も寝てたのか・・・

例の新人教育やら一気に4つの新規獲得対応やらで、精神的に追い込まれてますからねぇ。
正直イッパイイッパイでございます。


さて、昨日ビックリしたのがマイクベルナルドの薬物自殺

“Ｋ－１”マイク・ベルナルド薬物自殺…藤原紀香「信じられない」(夕刊フジ) - goo ニュース

Ｋ－１も一時期物凄く人気がありましたけどね、この人のイメージってってパイレーツの「だっちゅーの」を喜んでやるおっちゃんなんですよねぇ。
そういうユーモアがありつつ、でも強いと。
多分鬱病みたいなものなんでしょうねぇ。そんなようなことが書かれておりますわ。
自殺したい気持ちっていうのは衝動的なんですよね。本当に突然ふと過ぎりますから。
それに勝てるかどうかなんですよね。

今度のＩＧＦでなんかやるんじゃないですかね？バンナもいればアーツもいる訳だし。

ホイットニーヒューストンが死んだのも薬物でしょ？
自殺と事故の違いではあるけれど、薬はきちんと使わないといかんね。

ではでは

新入社員・・・9

さて、2連休を挟んで月曜日の話・・・

朝のゴミ捨てをやってると新人くんがやってきた。
「編集人さん、この2連休で先週行ってたルートを全て地図にマーキングしました」
「地図に？凄いじゃん」
「もう道は間違えませんから」
「あ、でもいつもルートが一緒って訳じゃないからね。むしろうちの得意先がどこにあるか、そこをきちんと覚えて、それをコースにするって事が大切だよ」
「いや、まずはルートを覚えました」

こいつ、多分わかってないなぁ・・・・

うちの場合伝票の枚数もそうだけど、注文量によってはルート変更したほうがラクな場合があるんですよ。
さらに新規得意先とかもこれから増えていくし、どうする気なんだろう。


ま、キツイのはこいつだからいいんだけどさ・・・

その日の朝礼でこの話を自慢げに話してたけど、他のドライバーが呆れてた。
まあ、自慢げに話す話じゃねーし、ピント外しているし。

ま、そんな感じです。