さっきの続き
コンビニがオープンするにあたって、アルバイトにレジの打ち方を教える事になるんですが、自分の場合はちょっとやり方を変えてます。
一般的にやる教え方っていうのは基本的な使い方を一通り教えて、それから実践教育で練習というパターンですよね。
自分の場合は数段階に最初分けます。
最初は「ふざけんな」というくらい簡単な内容から。
レジ打ちでいけば、スキャンするところからですね。
そして徐々に段階をあげていくんですね。
要は全開も書いたとおり『自信を持たせる』事が重要です。
そして、このやり方のもう一つの利点。
こういう事をやってると、必ず「やりたがり」と言うのがわかってきます。
例えば率先して行く人と、引っ込み思案な人。これがわかるんですね。
このやりたがりを「いじり倒し」ます。
つまり人柱です。
こういう人は大抵目立ちたがりで、教えたがりでもあるので、この人を中心に教えていきます。
すると、この「やりたがり」の人が頼んでもいないのに、他の人に教え始めます。なぜだかわかりませんが(笑)
そうなつたらこっちのもんです。
このやりたがりを中心にグループを組んでお互いに反復練習をしていきます。
相手が同じレベル、言うところのバイト同士であれば、結構和気藹々とかつ、スムーズに覚え始めます。
本当に不思議な事に、仲間同士ならわかるという事多いんですよね。
緊張からくるんだとは思いますけど。
途中で、少々難しい問題をふっても、今度は一人ではなく、グループで考えていくので、共通認識での答えがちゃんと出てくるわけです。
さらに、そうこうしているうちにグループ間の組織がいつの間にかできるという利点があります。
このグループディスカッションをやっている時は必ずオーナーに立ち会ってもらい、チームリーダーや副リーダーを決めるポイントとしてもらってます。
ちなみに、この間自分はコーヒーを飲んでサボってます(笑)
ここでも否定的な発言は絶対NGです。
とにかく「こんなもの楽勝なんだ」という気持ちをつかませる事が重要ですね。
油断は大敵だという事も無論教える必要はありますけども。
人に教えるという事って意外と難しいと思います。
自分のレベルをいかに相手に合わせられるか?
ここが重要なんじゃないかと思います。