先週まで秋田若杉国体が開催されており、ご当地大館も宿泊施設は他県の選手団で満員御礼状態。地元秋田勢も大活躍して盛り上がった国体でありました。小生もその活躍にビックリさせられまして、その意外性に大変喜んでおります。さて、その裏では選手のドーピング問題が強化されつつあり、最近ではマリオン．ジョーンズ（陸上女子）の禁止薬物使用「クリア」で、シドニーオリンピックで獲得した５個のメダル（金３銅２）をすべて剥奪される厳しい処分が決定されたばかりである。そんな中、今回の国体でもド－ピング検査が抜き打ちでなされていたらしく、たまたま当院に風邪症候群で受診された他県の選手がドーピングに引っかからない風邪薬を所望してきた事がありました。始めての経験でしたので安全薬物を調べたところ、風邪薬では以下の薬剤がＯＫでありました。列記しますと①解熱・鎮痛（ポンタール・ボルタレン・ロキソニン）②咳・去痰（レスプレン・フスコデ）③鼻炎（塩化リゾチーム・ノイチーム）④抗生剤（フロモックス・バナン・クラリス・ジスロマック）⑤胃腸（ムコスタ・ソルニラート・ガスター）以上であります。若杉国体を通してドーピングの安全薬物に関して勉強になりました！
