昨日、興和創薬株式会社の秋田全県のMR勉強会があり、講師として参加しました。主題は「メタボリック症候群における脂質異常症の治療戦略」であり、得にストロングスタチンの有効性と認容性について講演しました。現在使用されているストロングスタチンは3種類あり、得にリバロ(ピタバスタチン)は低用量で効果があり、他のストロングスタチンのリピトール(脂溶性)やクレストール(水溶性)に比較して副作用の頻度や重症例が極めて少ないのが特徴である。脂溶性でありながら肝臓でほとんど代謝(チトクロムP)されず、腎排泄も極めて少ない(<2%)。したがって、肝障害や腎障害(CKD)症例でも使用しやすいと考えられる。さらに抗動脈硬化やアデイポネクチン増加作用など多面的効果も有しており、DM合併症例でも併用しやすいと考えている。これらの慢性疾患ではやはりコンプライアンスが重要であり、継続投与のためには1日1回1錠が基本である。患者さんのみならず医者にも安心して使用できる薬が選択されるのは当然であろう!
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