当院では3年前から経鼻内視鏡を導入しており、最近では外来内視鏡検査
希望者の10人に7~8人が経口よりも経鼻を希望する患者さんが多いです。
現在使用の経鼻GTF機種はオリンパスXP-260Nであるが、経口機種に
比較して、視野が暗く狭い、分泌物がかぶり易い、そして生検時の操作性が
悪く、限界がある点など医師(術者)としてのやり憎さがかなりあったのも事実
である。しかし、最近の新型改良機種オリンパスXP-260NSのデモ機を使用
してみた所、これらの問題がほとんどクリアーされ、経口のGTFとほとんど遜色
ないことを確認した。予算の関係もあるので、購入は検討中であるが、お勧めで
きるレベルまで仕上がっていると思われる。やはり患者さんにとって嘔吐のない
GTF検査は魅力であり、本当の新患の患者さん(GTFの経験なし)も受けようか
と思ってくださることが臨床にとって最も重要であると思う。事実、経鼻内視鏡を
導入してから早期胃癌や食道表在癌の発見率(約40~50人に1人)が急激に
上がっている事実に驚いています!