ようやくリオベル配合錠の治療結果がまとまりました。御存知の通り
リオベル配合錠はアクトス(ピオグリタゾン)とネシーナ(アログリプチン)
の合剤でありますが、この臨床研究では全2型DM症例数23例(新規:
7例,既治療:16例)であります。原則的に既治療では完全切り替えにて、
12週後に血糖および生化学検査を施行して治療効果および副作用など
を評価しました。
その結果、HbA1c:平均-1.19%,BS値(2時間):平均-89.7mg/dl
の優位な改善を認めた。また先行薬別ではTZD単独が最も改善効果が
高かった。これは配合剤(相乗)効果であろうと思われる。またHOMA-R
<2,HOMA-β≧20で優位な血糖改善を認めた。以上より、りオベル配合
錠は切り替え症例でもその有効性が確認された。この結果は10月21日
に東京(グランドプリンスH新高輪 国際館パミール3F)で発表する予定で
あります。