現行のDM薬で治療抵抗性あるいは悪化のメタボ例では徐々に
体重増加の症例が多く、65歳未満ではSGLT2(阻害剤)が有効
と思われます。当院でもBMI≧30ではSGLT2の劇的な効果を
確認しております。またBGとの併用も相乗効果期待できるため、
できれば併用すべきであります。先ずは体重が2~3kg減ります。
著効例では5~7kg減量に成功した症例もあり、同時に血糖コント
ロール著明改善しました。併用薬ではSU剤やインスリン製剤は
極力避けるべきで、特に高齢者では低血糖とサルコペニアに厳重
な注意が必要であります。また発疹や脱水など副作用があるため、
十分な観察と水分補給(ペットボトル1~2本)が必須であります。
各種SGLT2剤でも若干の違いがありそうで、短時間作動型の方が
安全と思っています!