昨夜は武田製薬の新薬タケキャブの作用機序と”ＨＰ除菌治療
の新たな展開”と題して大分大学の村上教授の御講演がありまし
た。現行のＨＰ除菌事情とタケキャブ併用の除菌効果について、詳
細な結果説明がありました。これにより１次除菌率９０％台に２次で
は１００％近くまで期待できるらしい。ただし、現行の３次除菌では７０
％前後に止まっているが、３次まで行かないで済むかも？とのことで
した。特にクラリスロマイシン耐性菌にも７０％の除菌効果期待できる
としている。その要因の一つは胃内ＰＨ６以上に保つことで活動型の
ＨＰが増えることで薬効が出やすくなると想定されている。
とても判りやすくて勉強になりました。また、懇親会では名刺交換をさせ
て頂きました。村上先生！有り難うございました！
