私が参加したのは最終日午前中のシンポジウム4題であります。
内科学会の新たな視点における病態の理解(エピジェネテクスから臓
器まで)のセクションを勉強しました。①腎臓病の新たな視点では低酸素
誘導因子(HIF)の増加が重要であるが、PHDの水酸化による分解抑
制による調節を受けており、PHD阻害によるHIF刺激が新治療ターゲット
となっている。また、急性の腎障害(AKI)が長期的なCKD進展や末期腎
不全と密接な関連が指摘されており、その機序としてはヒストン修飾などの
エピジェネテックな機構が重要と考えられているらしい。少し難しいのでこの
程度で、今日はお終いと致します。