第3題目は免疫調整系の新たな視点(セマフォリンと免疫代謝)であります。
もともとセマフォリンは神経ガイダンス因子の代表分子としてしられています。
最近では免疫系にも作用することが確認され”免疫セマフォリン”と命名されて
いる。免疫セマフォリンは樹状細胞・マクロファージ・T細胞・B細胞や好塩基球
などに発現しており、細胞間相互作用における副刺激様作用・免疫細胞の遊走
制御作用、さらには骨免疫系ではセマフォリンとその受容体が破骨細胞や骨芽
細胞など骨代謝に関する細胞群においても機能している。また最近ではmTOR
シグナルとの関係も明らかになってきている。個人的には目新しいセマフォリン
の多種にわたる生理活性に興味が湧きました。 【追伸】昨夜の花見会はMR君
の活躍もあり、最後まで盛り上がりました。お陰様で今朝は”スッキリ”であります。