昨夜はDiabetesシンポに参加しました。開業医師だけのクローズな会
であります。講師は秋田厚生医療センター糖尿病科長の下斗米先生で
あります。2型DM治療に対する次の一手と食事療法と運動療法の実際に
ついて、有用なお話がありました。臨床ではやはり低血糖を起こさない薬剤
併用が重要で、SU剤は最小限度で止めるべきとのことでした。アマリール
では最大1mgまでの使用に留めるべきとしておりました。インスリン使用例
でも他剤との併用には注意が必要で、SU剤やグリニド剤は好ましくないと
しております。また体重管理では食事療法(7)が基本であり、運動療法(3)
では減量効果は差ほど期待できないとしている。最近話題のSGLT2阻害剤
では優位な体重減少が期待でき、高齢者では脱水や腎機能に注意して使用
すれば、比較的安全な薬剤と考えられるとしています。参加医師からの多くの
質問にも快く回答して頂き,誠に有意義な時間を過ごすことができました。
有難うございました!