昨日、弘前ワーナー・マイカルで”武士の一分”の映画鑑賞をしてきました。時々家族で出かけるのですが、今月封切りの木村拓哉主演の時代劇を娘の意向もあり鑑賞してきました。背景は天下泰平である江戸時代(270年間)の平凡な下級武士のつつましくそして激しい夫婦愛を描いたストーリーであるが、小生には新鮮に感じられて妻役加世(壇れい)の美しく献身的な姿に心打たれました。また毒見役の武士新之丞(木拓)の青々と燃え上がる譲れない男のプライド(一分)を痛感しました。また我々日本人が忘れかけている武士道精神とは何か!?また夫婦愛とは何か!?を問いかけているように感じました。クライマックスは何と言ってもお役により失明した新之丞と女好きで上司でもある上級武士島田(坂東三津五郎)との果し合い。この一戦は双方の武士道精神の違いを露呈した結果となる。新之丞は師匠本郷の教えを迷いながらも貫いた事になろう!その教訓とは”ともに死するをもって、心となす。勝ちはその中にあり。必死すなわち生くるなり。”と・・・。
いよいよ!風邪が流行しつつあります。当院では2週間程前から毎日20人前後の風邪症状を訴える患者さんが診られます。いわゆる、風邪症候群ということになりますが、小生が考えているタイプは3種類あり、まず一つは今流行中の感染性胃腸炎型(ノロウイルス?),次は上気道炎/副鼻腔炎型,最後にインフルエンザ様感冒型があるようです。その他として、実際に今回経験した症例では、慢性肝炎増悪(B型肝炎セロコンバージョン期)によるものや伝染性単核症などによるものも含まれ、実際には風邪といえども単純ではありません。現在インフルエンザに備えてワクチンを摂取中ですが、原則的に風邪引きの方は摂取できませんのでご注意ください。ちなみに予防接種を済ませても抵抗力がつくためには、少なくても2週間かかることをお忘れなく!!ですから、インフルエンザ予防摂取(1回目)は11月10~20日が適当と思われます。
北秋田県地区はここ3~4日降るり続いた雪ですっかり雪化粧しました。周囲の山々も真っ白となり、”早く滑りに来い”と呼んでいるようです?スキーヤーにとってはまた格別の季節がやって来ました。大館周辺のスキー場は近場で花輪スキー場・水晶スキー場・大鰐スキー場・安比高原スキー場および森吉・阿仁スキー場などがあり、車で1時間以内に到着する距離です。小生は家族で毎年1回は鯵ヶ沢スキー場(青森)へ、1泊2日のスキー旅行を楽しんでいます。小生のワイフは雪が大嫌いでもっぱらプリンスホテルでお茶しています。いつだったか?その日は快晴で小生は朝一番でゴンドラに乗り、鯵ヶ沢の頂上に立ちましたが、そのパノラマは格別で津軽海峡のまっ青な海に吸い込まれるように、一気に滑り下りる感動は今も記憶に鮮明に残っています。その頃家族はホテルのビュッヒで朝食中で、小生はその窓越しに一番に滑り込み、手を振って家族やその他のギャラリーに合図を送りました。これもまた爽快でした。スキーの醍醐味は何と言っても直滑降ですネ。
昨夜から降り続いた雪で、今朝は大館市街でも薄っすら雪化粧しています。北国秋田でも2週遅れの本格的な冬到来か?昨日は日中は雨でしたが夜になって小雪に変わりました。久しぶりに居酒屋(カラスの森)に出かけて、一杯ひっかけておりましたが、なにやら次から次へと知人が集合し、総勢5名で宴会となりました。カラス森のマスターとは15年来の付き合いでかつてはよく行っておりましたが、最近は無沙汰気味でした。やはり冬の料理は鍋物が一番と思います。小生は牡蠣鍋や秋田特産のしょっつる鍋が好きです。しょっつる鍋はしょっつる出汁を鍋にいれてハタハタや帆立と白菜やねぎを加えてよく煮込むと、海と山の香りが立ちこめて堪りません。冬はいやだと言う人も多いと思いますが、クリスマスツリーやウィンタースポーツなど”白い恋人たち”にはなくてはならない状況を演出してくれる雪の妖精は、やっぱり冬が来なければ見られませんよネ。雪よ今年もありがとう!!