次の演題は代謝調節系の新たな視点（臓器連関による糖代謝調節
系の理解）です。種々の臓器の代謝活動には各臓器間の連携が必要
でこの調節には神経ネットワークが深く関わっている。また、これらの
求心性神経は中枢（脳）に集まっており、最終的な代謝などの指令は
中枢が果たしていることが分かっている。特にメタボ症候群では肥満を
はじめとして高血圧や脂質異常などその病態の発生に深く関与してい
ると考えられる。いわゆる恒常性維持の本質がここにあるのでは？と
思われた（個人的解釈）。【追伸】実は今日当院の花見会開催されます。
MR君らも参加して、盛り上がりたいと思います。”花より団子”で～す。
私が参加したのは最終日午前中のシンポジウム４題であります。
内科学会の新たな視点における病態の理解（エピジェネテクスから臓
器まで）のセクションを勉強しました。①腎臓病の新たな視点では低酸素
誘導因子（HIF）の増加が重要であるが、PHDの水酸化による分解抑
制による調節を受けており、PHD阻害によるHIF刺激が新治療ターゲット
となっている。また、急性の腎障害（AKI）が長期的なCKD進展や末期腎
不全と密接な関連が指摘されており、その機序としてはヒストン修飾などの
エピジェネテックな機構が重要と考えられているらしい。少し難しいのでこの
程度で、今日はお終いと致します。
昨日は内科学会参加後、PM３：３０分頃に羽田に着きましたが、青森行きのフライトが
強風のためすべて欠航となっておりました。少し動揺しましたが、しっかり払い戻しを済ま
せ、即、東京駅に移動して新幹線キップをGETしました。PM４：４４分の東京駅発に乗車
して、盛岡にはPM８：２５分着に着きました。その後PM８：４５分発の秋北バスで大館まで
の強行移動でした。大館駅に着いたのはPM１１：１０分でした。些か疲れました～！でも何
とか今日の診療に間に合いました。・・・。実は今昼は青森空港に置いてあった自家用車を取
りにWの車で行って戻ってきました。かなり疲れました。・・・。さて、学会の詳細は後日とさせ
て頂きます。
今日は午後から内科学会出席のため、上京します。Wも同伴であります。
夕方には東京銀座の”エスカーレ”で娘と会食の予定であります。学会参
加は翌日になります。教育講演を主体にお勉強してきたいと思います。
帰りはPM６時３０頃のフライトになりますので、ゆっくり東京に滞在すること
になりそうであります。実は昨夕は第２回酸関連疾患講演会に出席致しまし
た。演題は”逆流性食道炎の病態と治療の新展開”で、日本医科大学の岩切
教授のご講演があり、新知見を拝聴することが出来ました。やはり、胃酸の２４
時間コントロール維持とその安定化が重要なようであります。今回の講演会で
はタケキャブの有用性を強調しており、H2ブロッカーの終焉を暗示しておりまし
た。これも時代の流れでしょうか！？私が研修医時代は初代H2拮抗薬のタガ
メットが出て、消化性潰瘍の治療（方針）が画期的に変貌したのを覚えておりま
す・・・。
昨日は疲れがドッと出て爆睡いたしました。ほんとうに熟睡（約８時間）でした。
春の穏やかな気温の中で、久しぶりに気持ちよく短期冬眠させて頂きました。
ところで、明日は内科学会総会出席のため、W同伴で上京致します。久しぶりの
東京の夜を楽しみたいと思います。東京のD（娘）を呼んで夕食会の予定であります。
宿泊は銀座の帝国ホテルでありま～す。有楽町も近く、学会会場の東京国際フォーラ
ムまで徒歩１０分であります。
