昨日の弟の利用施設先の保護者の集まりの話をもう少し。
障害者施設に子供さんを預ける親御さんは、施設に居場所があればまずは、という方々が少なくない。
なぜ、手続きが複雑な成年後見が必要なのか、という考えも。
そこが、成年後見制度が普及しない根本。
なぜ必要なのかを、法務省、厚生労働省、この制度を作り上げた関係者は説明があらためて必要に思う。
私は、父が亡くなる以前より、もしもの時の備えという気持ちはありました。が、手続きや費用がネックであります。加えて、基本的な誰を信頼して成年後見をお願いできるか。
一方、親御さん、当人である子供さんは確実に年を重ねます。弟の利用施設の系列の施設の保護者、つまり、親御さん方は70代から90代の年齢。子供さんの障害の事情によっては限界があります。
あらためて、確実な居場所を確保できるよう、考えなくてはなりません。
注意することは制度ありきでなく、どうしたら、生活していけるか。
私は最終的には行政がしっかりサポートをしなければならないと思う。
品川区社協で今年度より、条件付きですが、成年後見制度を利用するための費用の一部助成がはじまりましたが、第一歩の段階。必要な方に利用してもらえるよう、制度、現在そのために従事されている方々と、検証、総点検をし、どうしたら使い勝手がよくなるか。
私もその和の中に交じって議論をしたい。
父は、
こまらないようにやりくりせよ。
このことを私たちに託しました。