中国電力からの重要なお知らせ その1
日本の全国大手電力5社(東北、北陸、中国、四国、沖縄各電力)からの
4月1日からの値上げ申請は、日本政府はまだ承認しておらず、5月以降に先送りして、値上げ幅の圧縮を図ろうとしている。
※北海道電力、東京電力の2社は、当初より6月以降の値上げ申請。
しかし、それを待つことなく中国電力は電気料金メニューの変更予定料金単価等について
案内のリーフレットを各家庭に送って来た。
それを見ると、冒頭に“2023年4月1日からの託送料金の見直しが決定したことから”
と記載されている。
これは、あくまでも電力会社内部での決定で有って、正式に2023年4月1日から
実施されるものでは無い。
しかし、少なからずこの内容に沿っての変更が、されるものと思うので中身を検証してみた。
冒頭の1ページ目は見直しの背景についての説明。
見直す必要が出来た最大の原因は、上記中央のグラフのように
昼間の電気使用量が減って、夜間の電気使用量が増える事によって
電気の使用が、以前と比べ昼夜間平均的になって来たことが揚げられるらしい。
電気使用に関しては、太陽光発電の普及によって、昼間は電気を買わず太陽光発電電力を使用し
夜間は、蓄電器や電気温水器、エコキュート等によって、安い電力をどんどん活用する。
逆に、発電する側から言うと、以前は少なかった深夜電力の使用量が増えた為
太陽が出ていない為、太陽光発電の電力を買う訳にもいかず、その他の電力により補う必要が出てきた。
その他の発電で言えば、水力発電が揚げられるが、これは元々発電コストが高い
風力発電については、地域の反対等によって、なかなか設置台数を増やせない状況だ。
それに加えて、今までは一番コスパに優れていた火力発電では
ロシアの侵略戦争の影響や昨年の円安の状況により
一番下のグラフのように2022年の年間として上昇の一途をたどった。
その為の料金見直し、やむなしとの理由のようだ。
しかし、2023年に入って、それも下がりつつ有る為、政府としては
値上げ申請の幅を圧縮する為、少しでも値上げ申請を先延ばししようとしているという訳だ。
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