京都府宇治市にある黄檗宗大本山の寺院「萬福寺」に、ボランティアガイドさんの詳しい案内のもと散策してきました。
「萬福寺」は、1661年に中国僧「隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師」によって開創されました。その後幕府の政策等により、宗派を黄檗宗(おうばくしゅう)と改称し現在に至っています。
萬福寺の建造物は、中国明朝様式を取り入れた伽藍配置です。
萬福寺の建造物は、中国明朝様式を取り入れた伽藍配置です。
創建当初の姿のままを、今日に伝える寺院は日本では他に例が無く、代表的禅宗伽藍建築群として主要建物23棟、回廊、額などが国の重要文化財に指定されています。
2024年10月18日には、黄檗山萬福寺の三棟(法堂・大雄宝殿・天王殿)が『国宝』へ指定されました。
新たに国宝に指定されるのは、本堂の「大雄宝殿(だいおうほうでん)」と、説法を行う「法堂(はっとう)」、それに寺の玄関にあたる「天王殿(てんのうでん)」の3棟です。
今回、しっかりと拝観してきました。
萬福寺は、中国から日本に渡ってきた黄檗宗の高僧が江戸時代初期に創建した寺で、そのころ建てられた3棟は、中国仏教建築と日本の寺院建築とが折衷した独自の様式が特徴で、いまも国内に420ほどある黄檗宗の寺院建築の規範として高い価値があると評価されました。
萬福寺は、中国から日本に渡ってきた黄檗宗の高僧が江戸時代初期に創建した寺で、そのころ建てられた3棟は、中国仏教建築と日本の寺院建築とが折衷した独自の様式が特徴で、いまも国内に420ほどある黄檗宗の寺院建築の規範として高い価値があると評価されました。
また萬福寺の近くで、普茶料理(ふちゃりょうり)をいただきました。
普茶料理とは、本宗の開祖隠元禅師が中国から伝えた精進料理で、「普茶」とは「普く(あまねく)大衆と茶を供にする」という意味を示すところから生まれた言葉だそうです。
初めての普茶料理、とても珍しくて楽しみながらいただきました。
ちょうど(12月10日)、紅葉が見頃で参拝する人も少なく京都のお寺を満喫できました!