泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

奈良県高取町の 『第1回 高取城下 町家のひな祭り』

2025年03月01日 09時22分02秒 | 散歩
奈良県高取町の「町家の雛めぐり」が、2024年3月に一旦終了しましたが、主催者を変え本年も継続が決定しました! 
『第1回 高取城下 町家のひな祭り』と名を改め、2月23日(日)~3月16日(日)の午前10時~午後4時の間で開催されます。
 奈良県の中部に位置する「高取町」は、旧高取藩の城下町です。高取山中には、山城としては日本一を誇る「高取城」跡の石垣が連なり、土佐街道と呼ばれる城下のメインストリートには古い町家が残っています。その「土佐街道」沿いの町家等で、大切にしてきた雛人形を公開されます。
高取町の土佐街道一帯で、「第1回町家のひな祭り」が始まりました。昨年まで続いた「町家の雛(ひな)めぐり」を引き継ぐ形で、17段におよぶ500体の展示(雛の里親館)や沿道の町家にひな人形が飾られています。
また、新たな試みとして「高取雛の資料館」を開館されました。 
 2007年に始まった雛めぐりは、主催の住民グループや地元住民の高齢化に伴い準備などが困難となり「案山子祭り」と共に、昨年で幕を閉じました。 
 県内外から終了を惜しむ多くの声が上がり、町の商工会や観光協会などは「このまま終わらすのはもったいない」と、新たに実行委員会を設置し、参加する町家も減少していることから名称を変更、新たな展示企画を加えてスタートしました。
お雛さまは、各所に手作りのジャンボ雛やミニ雛・つるし雛などが街道沿いの旧家や老舗など各所に展示されています。
雛祭りにおける最大の見所は、やはり何といっても『天段のお雛さま』ではないでしょうか。
メイン会場では、17段の雛壇に約500体の雛人形が並ぶ『天段のお雛さま』を楽しめます。圧巻です!
毎年、この時期に楽しみにしていた高取町の「町家の雛めぐり」が再開されて、とても嬉しく思います。
また、それぞれの場所において食べ物も売っていますので楽しめます。
私は、メイン会場の食事処でランチをいただきました。とても美味しかったです。
高取町の土佐街道での「町家の雛めぐり」は、春の訪れを感じられる散策ができますよ!

                                                                
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奈良県の「飛鳥の雪景色・2025」

2025年02月25日 08時58分55秒 | 散歩
奈良県明日香村に2月24日に雪が積もり、一面白銀の世界でした。
2月23日の夜半から雪が降りだし、約1時間位に一面真っ白になりました。2月も終わろうとしているのに、今年の冬一番の大雪となりました。
いつもは、昼ぐらいには雪がとけるのですが、今回は夕方近くまで雪が残っていました。
明日香村では、冬には2~3回位しか雪景色(前回は、1月10日でした)を見ることができません。
なかなか見ることがない飛鳥の雪景色ですので、早速朝早く雪景色を撮りに行きました。
飛鳥の雪景色は、普段見ている景色とはまるで別世界でした!

                    
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飛鳥時代の秦河勝の終焉の地と伝えられている「赤穂市坂越」

2025年02月19日 08時08分00秒 | 旅行
坂越(さこし)は、兵庫県赤穂市東部の瀬戸内海坂越湾に面する港町です。
飛鳥時代の「秦河勝」の終焉の地と伝えられている所です。
秦河勝の祖である秦氏は、3世紀頃に大陸より倭国へ渡来した氏族で、秦河勝は飛鳥時代の族長的人物として聖徳太子の同志として活躍した人物である。京都最古の寺とされる広隆寺を建立、聖徳太子より賜った弥勒菩薩半跏思惟像(国宝)を安置したとされています。
河勝は聖徳太子死後、644年に海路をたどって坂越に移り、千種川流域の開拓を進めたのち、647年に80余歳で死去、そして地元の民がその霊を祀ったのが大避(おおさけ)神社です。神社正面の海上に浮かぶ生島(国の天然記念物)には秦河勝の墓があり神域となっているため、現在でも人の立ち入りを禁じています。
大避神社の祭礼「坂越の船祭り(瀬戸内海三大船祭り)」は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
また坂越は、 都市景観大賞(都市景観100選)にも選ばれた伝統的建造物群による古い町並みがあり、商家や酒蔵、寺院、北前船主の船屋敷などが軒を連ね、現在でも、その面影を色濃く残しています。 
秦河勝聖域の島、生島(いきしま:国の天然記念物、瀬戸内海国立公園特別保護地区、ひょうごの森百選)を包むように広がる美しい坂越湾の眺望で知られています。天然の良港として古くから栄え、さらに1661〜1673年に開かれた、西回り航路を契機として大きく発展しました。江戸時代、赤穂の塩田で生産された塩は坂越等で北前船に積みこまれました。
播州赤穂産『坂越のかき』の養殖生産地であり、近くには牡蠣小屋があります。
坂越の歴史や街並みと共に、楽しみにしていた牡蠣小屋に立ち寄って新鮮な蠣や刺身等をいただいてきました。とても美味しかったです。
一泊二日のミニ旅でしたが、とても良かったです!

                             

 
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奈良県明日香村の「岡えびす神社祭り・2025」

2025年02月11日 08時08分13秒 | 散歩
奈良県明日香村大字岡の集落に鎮座する神社「岡えびす神社」において、2月9日13時30分から「岡えびす神社祭り」が行われました。
「岡えびす神社」は、大字岡の集落の中心にあり道路沿いにある小さな神社です。近くには、「飛鳥宮跡」があります。
「岡えびす神社」の創建・由緒など不詳ですが、社務所に「高市御縣坐鴨事代主神社 岡えびす神社」と掲げられています。
祭神は、「事代主命」ですが、「恵比寿神」(現代では商売繁盛、家内安全の神様)と同神とされています。
また、福徳を授ける神とされ、農村では、稲の豊作をもたらす田の神の性格をも兼ねているようです。
この「お祭り」はコロナ禍のため休止されていましが、昨年に再開され今年も参加しました。参加者は、ほとんどが地元の方ばかりの「お祭り」です。
飛鳥坐神社の宮司さんによる祝詞の奏上等が行われ、最後に、「家内安全」の祈願をしていただきました。
祈願後、お符だと紅白の福餅をいただきました。
約1時間程度の「岡えびす神社祭り」ですが、なんだか「ほっこり」とするような明日香村岡大字の小さな「お祭り」でした!

         
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奈良県桜井市長谷寺 の「節分会・2025」

2025年02月05日 17時32分08秒 | 散歩
奈良県桜井市長谷寺 において、2月2日に「節分会」が行われました。
「長谷寺」は、奈良県桜井市初瀬にある真言宗豊山派総本山の寺です。。西国三十三所観音霊場の第八番札所であり、日本でも有数の観音霊場として知られています。一年を通じ「花の寺」として親しまれています。本尊の十一面観音菩薩は、高さ9.18mを誇る日本最大級の木彫仏です。また、『源氏物語』や『枕草子』などの古典の中でも記される歴史あるお寺です。明日香村から、車で約20分の所にあります。
2025年の「節分会」は、多くの人々で盛会でした。
・8:30~ 大黒堂において大黒天祭法要がありました。
・9:30~ 豪華景品の当たる福引付福徳豆の授与を開始されました。景品の当たる福引は1回:500円です。楽しみにしていた「くじ付き福豆」を8枚買って引きました。「くじ付き福豆」では、何とい一等賞をいただきました。なんか、いい年になりそうな・・・
・10:15~ 節分会法要のあと「豆まき」が行われました。
長谷寺では、豆まきの時は、「だだおし」で鬼を払うため、「福は内」しか言わないそうです。
今年も、「福徳豆」をたくさんいただきました。
「福徳豆」の袋の中に、幸運の5円玉を3個いただくことができました。
「節分祭」前には、牡丹が笠かぶっている風景を撮りに行きました。
丁度、見頃をむかえておりとても綺麗でした。
「節分祭」は、大和の春の訪れを感じられる祭りでした!

                      

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