飛鳥の桜は散ってしまいましたが、まだ桜が楽しめる場所があります。
今回は、大和の桜の名所「本郷の瀧桜(又兵衛桜)・吉野山」を紹介したいと思います。
奈良県宇陀市大宇陀本郷にある本郷の瀧桜(又兵衛桜)は、樹齢300年ともいわれるシダレザクラが見事な枝振りを見せ、大阪夏の陣で活躍した戦国武将後藤又兵衛の屋敷跡にあることから、地元で「又兵衛桜」と呼ばれて親しまれています。本郷の瀧桜(又兵衛桜)は、奈良県内1位の人気の高いお花見スポットです。4月15日の午前中に見学に行ったのですが、丁度満開でした!
奈良県吉野町にある世界遺産・吉野山は、古来桜が多くシロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が密集しています。
可憐な山桜が尾根から尾根へ、谷から谷へと山全体を埋め尽くしていきます。シロヤマザクラは下・中・上・奥の4箇所に密集しており、”一目に千本見える豪華さ”という意味で「一目千本」とも言われます。丁度、「上千本」は満開でした。これからは、「奥千本」が見頃となります。
その他、東南院のシダレザクラや太平記ゆかりのお寺「如意輪寺」周辺の桜も見事でした。
また、吉野山のシンボルである世界遺産・蔵王堂の蔵王権現像(重文)が特別ご開帳されていましたので、参拝してきました。
世界遺産・吉水神社から観る「一目千本」と呼ばれる桜景色が最高でした!