季節の節目の邪気を追い払う行事 が2月3日、奈良県桜井市長谷寺で「節分祭」が行われました。
今回は、長谷寺 「大黒天祭節分会・2019」の様子を紹介したいと思います。
「長谷寺」は、奈良県桜井市初瀬にある真言宗豊山派総本山の寺です。山号を豊山、院号を神楽院と称します。本尊は十一面観音、開基(創立者)は僧の道明とされます。西国三十三所観音霊場の第八番札所であり、日本でも有数の観音霊場として知られています。一年を通じ「花の寺」として親しまれています。本尊の十一面観音菩薩は、高さ9.18mを誇る日本最大級の木彫仏です。また、『源氏物語』や『枕草子』などの古典の中でも記される、歴史あるお寺です。
「節分祭」・・・天気が心配されましたが、無事行われました。
・8:30~ 大黒堂において大黒天祭法要がありました。大黒祭ではリアル大黒様にお加持していただきました。
・9:30~ 豪華景品の当たる福引付福徳豆の授与を開始されました。景品の当たる福引は1回:300円です。楽しみにしていた「くじ付き福豆」を引きまして、今回は、なんと可愛い「招き猫」が当たりました。
・10:30~ 節分会法要のあと11時前に、福娘・福男による「豆まき」が行われました。長谷寺では、豆まきの時は、「だだおし」で鬼を払うため、「福は内」しか言わないそうです。今年の「節分祭」は日曜日と重なり、多くの方が来られていました。
今回は、「福徳豆」を11個いただきました。そのうち、幸運の5円玉が3個入っていました。大事に財布の中に入れました。
今回で2回目の参加ですが、前回と同様にお接待の甘酒がいい具合のお味でとても美味しかったです。「節分祭」後、牡丹が笠かぶっている風景を撮りに行きました。
今年は、「くじ付き福豆」では可愛い「招き猫」が当たり、とてもハッピーな気持ちになれた「節分祭」となりました!
この後「長谷寺」では、2月8日-2月13日の14:00から「修二会法要」がおこなわれます。旧年の罪科を懺悔し、新年の安寧を願います。
2月14日の15:00から修二会結願「だだおし法要」が行われます。大和に春を呼ぶと言われる祭りです。お加持によって得た法力で鬼を追い払います。鬼は大松明と共に暴れ回りますが、この松明の燃え残りを持ち帰ると無病息災を得ると言われています。こちらはまだ参加したことがありませんが、一度、参加したいと思っています。