大和には、「花まんだら」・「花の御寺」等と呼ばれ「花」に関わる名所が多いようです。
今回の大和の花だよりは、「馬見丘陵公園の花菖蒲」(2)を紹介したいと思います。
奈良県広陵町と河合町の両町にまたがる「県営馬見丘陵公園」は、わが国でも有数の古墳群と良好な自然環境が残された地域にあります。この歴史と文化の遺産やすばらしい自然環境を、県民の憩いの空間として活用されています。園内では四季折々の自然を満喫でき、春には桜やチューリップ、夏にはバラや花菖蒲、ヒマワリ、秋にはダリアやコスモスなど色とりどりの花が咲き誇ります。
6月の中旬になると「花菖蒲園」では、約100種類・3万本の花菖蒲が開花し、青や紫、黄、白、ピンクなど、 見事な姿を楽しませてくれます。
また、公園の南側に行くと馬見古墳群を見ることができます。特に、全長約120mもある国史跡の「ナガレ山古墳」は復元・整備されていて見ごたえがあります。公園はいつも綺麗に整備されており、しかも無料です。花々と古墳の両方楽しめる、お気に入りの場所のひとつです!