某大学での「流体力学」の2009年度の試験準備と講義のまとめについて:
1. これまでのレポート
これまで,2つのレポートを課した.
まだ,未提出の者は,試験当日,試験答案と一緒に提出することを認める.
2. 試験を補うレポート
期末試験の得点に自信のないものは,以下の課題図書の一つを選んで,購入精読し,レポートを期末試験と同時に提出すること.
課題図書
1) 紙ヒコーキで知る飛行機の原理 小林昭夫 ブルーバックス/講談社
2) 謎解き・海洋と大気の物理 保坂直紀 ブルーバックス/講談社
3) 未来をよそくする技術 佐藤哲也 ソフトバンク新書
レポートの形式,目次案は以下のとおり
表紙
学籍番号 学年 学科 氏名 提出年月日
レポートの題目
本文
まえがき
本書の概要
本書の中で述べられている原理や技術で身の回りにあるもの
特に印象に残ったこと
その他
あとがき
表紙を除いて,A4横書きで,2ページ以上.
※期末試験に自信のあるものは,本レポートの提出の必要はない.
3. 試験の準備
日常生活,身の回りの事物,大学での講義や演習でとりあげたトピック,参考書などで知ったことの中から,特に興味を持った「流体力学的現象」を1つとりあげ,現象の概要,興味を持った点,工学的視点からの考察して,ノートにまとめてみよう.300-600文字ぐらいにまとめること.
上記は,概ね最初の「レポート」の内容に準ずるものです.
これを試験前にやっておくと,良いことがあります.
4. 試験の概要
用語,概念の説明 5問
計算問題 4問
その他の問題 1問
7/23 6時限 A-0865 教室 18:00 - 19:20
※教室がいつもの講義とは違いますので注意してください.
※持ち込み使用可:教科書,参考書,配布資料,自分の手書きノート,鈴木のblog/自分で調査したInternet上の情報を印刷したもの.関数計算機,電卓.
持ち込み使用不可: 配布資料以外の教科書/参考書等のコピー,他人のノートのコピー. 携帯電話,スマートフォン等.
5. 「流体力学」の講義のまとめ
流体力学とは何か?
古典力学の一つの分野です.
機械工学,土木工学,化学工学などの基礎の一つとして非常に重要.
様々な分野で応用されている.
様々な流体力学的現象について考える癖をつけよう.
流体の物性と静止流体力学
教科書の 1章,2章は,基本中の基本である.必ず読み直すこと.
目次の見出しになっている用語,本文中に太字で出てく基本的な用語は,言葉の意味と英語の綴りをマスターすること.
用語や概念
以下の用語や概念を,手書きで説明できるようにすること.
速度/加速度,密度/比重,圧力, 静圧/動圧, 全圧力,全圧,
応力, 定常流/非定常流/一様流,流速/流量/質量流,
流線/流管, 流跡線/流脈線, 検査領域/検査体積,
層流/乱流,アルキメデスの原理,連続の式,オイラーの式,
トリチェリーの定理,レイノルズ数/臨界レイノルズ数,
ベルヌーイの定理,プラントルの壁法則,ダルシー・ワイズバッハの式,
ナビエ・ストークス方程式,粘性/粘性係数/動粘性係数, 摩擦損失/圧力損失,
粘性底層(層流底層)/バッファ域(遷移域)/乱流域
ポアズイユ流れ/クエット流れ,カルマン渦/ストローハル数,
揚力/抗力/横力, 抗力係数
流体のシミュレーション,差分法,有限要素法,境界要素法,粒子法
様々な「量」の計算
以下のような問題についての計算手順を身につけること.
体積と,密度,深さ,底面積,圧力の関係
浮力,体積,比重の関係
高さ,深さ,圧力,流速の関係
流速,断面積,流量,密度,質量流量の関係
管路流れでの管径,長さ,流速,粘性,圧力損失の関係
流体の基礎方程式の復習
圧力と高さ/深さ
浮力
連続の式
流体の加速度
オイラーの式
ベルヌーイの定理とその応用
運動量の式
流体のシミュレーション
シミュレーションとは何か
様々なシミュレーション
コンピュータによるシミュレーションの手順
様々な流体シミュレーション
差分法の基礎
色々な計算手法
1. これまでのレポート
これまで,2つのレポートを課した.
まだ,未提出の者は,試験当日,試験答案と一緒に提出することを認める.
2. 試験を補うレポート
期末試験の得点に自信のないものは,以下の課題図書の一つを選んで,購入精読し,レポートを期末試験と同時に提出すること.
課題図書
1) 紙ヒコーキで知る飛行機の原理 小林昭夫 ブルーバックス/講談社
2) 謎解き・海洋と大気の物理 保坂直紀 ブルーバックス/講談社
3) 未来をよそくする技術 佐藤哲也 ソフトバンク新書
レポートの形式,目次案は以下のとおり
表紙
学籍番号 学年 学科 氏名 提出年月日
レポートの題目
本文
まえがき
本書の概要
本書の中で述べられている原理や技術で身の回りにあるもの
特に印象に残ったこと
その他
あとがき
表紙を除いて,A4横書きで,2ページ以上.
※期末試験に自信のあるものは,本レポートの提出の必要はない.
3. 試験の準備
日常生活,身の回りの事物,大学での講義や演習でとりあげたトピック,参考書などで知ったことの中から,特に興味を持った「流体力学的現象」を1つとりあげ,現象の概要,興味を持った点,工学的視点からの考察して,ノートにまとめてみよう.300-600文字ぐらいにまとめること.
上記は,概ね最初の「レポート」の内容に準ずるものです.
これを試験前にやっておくと,良いことがあります.
4. 試験の概要
用語,概念の説明 5問
計算問題 4問
その他の問題 1問
7/23 6時限 A-0865 教室 18:00 - 19:20
※教室がいつもの講義とは違いますので注意してください.
※持ち込み使用可:教科書,参考書,配布資料,自分の手書きノート,鈴木のblog/自分で調査したInternet上の情報を印刷したもの.関数計算機,電卓.
持ち込み使用不可: 配布資料以外の教科書/参考書等のコピー,他人のノートのコピー. 携帯電話,スマートフォン等.
5. 「流体力学」の講義のまとめ
流体力学とは何か?
古典力学の一つの分野です.
機械工学,土木工学,化学工学などの基礎の一つとして非常に重要.
様々な分野で応用されている.
様々な流体力学的現象について考える癖をつけよう.
流体の物性と静止流体力学
教科書の 1章,2章は,基本中の基本である.必ず読み直すこと.
目次の見出しになっている用語,本文中に太字で出てく基本的な用語は,言葉の意味と英語の綴りをマスターすること.
用語や概念
以下の用語や概念を,手書きで説明できるようにすること.
速度/加速度,密度/比重,圧力, 静圧/動圧, 全圧力,全圧,
応力, 定常流/非定常流/一様流,流速/流量/質量流,
流線/流管, 流跡線/流脈線, 検査領域/検査体積,
層流/乱流,アルキメデスの原理,連続の式,オイラーの式,
トリチェリーの定理,レイノルズ数/臨界レイノルズ数,
ベルヌーイの定理,プラントルの壁法則,ダルシー・ワイズバッハの式,
ナビエ・ストークス方程式,粘性/粘性係数/動粘性係数, 摩擦損失/圧力損失,
粘性底層(層流底層)/バッファ域(遷移域)/乱流域
ポアズイユ流れ/クエット流れ,カルマン渦/ストローハル数,
揚力/抗力/横力, 抗力係数
流体のシミュレーション,差分法,有限要素法,境界要素法,粒子法
様々な「量」の計算
以下のような問題についての計算手順を身につけること.
体積と,密度,深さ,底面積,圧力の関係
浮力,体積,比重の関係
高さ,深さ,圧力,流速の関係
流速,断面積,流量,密度,質量流量の関係
管路流れでの管径,長さ,流速,粘性,圧力損失の関係
流体の基礎方程式の復習
圧力と高さ/深さ
浮力
連続の式
流体の加速度
オイラーの式
ベルヌーイの定理とその応用
運動量の式
流体のシミュレーション
シミュレーションとは何か
様々なシミュレーション
コンピュータによるシミュレーションの手順
様々な流体シミュレーション
差分法の基礎
色々な計算手法