昨日、久し振りにfish marketに新鮮な魚を買いに行きました。
近所のスーパーよりも種類が多く新鮮です。
車で10分ほどなので、もっと行けばいいのだけど。
ほかの買い物ついでに、魚もスーパーで済ませてしまうのです。
ショップが、となりの新しいビルに移転し、eating areaも併設され、大にぎわいでした。
まぐろの刺身とか、新鮮なイカやエビを買って、さあ帰ろうと反対側のカウンターを見ると、美味しそうなニュージーランドのグリーンマッスルを発見。(黒い細長い貝。日本名を忘れた! 今度料理したら写真を載せます。)
もしかしたら、違うカウンターで精算するのかも知れないと思い、カウンターの向こうにいる若い男の子の店員に「どこで支払いをするのですか?」と尋ねました。
すると、もぞもぞっと何か言いました。私には、聞き取れなかったのですが、隣に立っている背の高いアジア系の男の店員が、プッと吹き出したので、何か失礼なことを言ったなということは、察知できました。
その瞬間、私は、思いっきり眉間にシワを寄せて、低い大きい声で「What?」(どういう意味?)と聞き返しました。
こういう状況では、小さい声で言っても、また「Pardon me?(もう一度言って。)」と丁寧に言っても効果なし。
はっきりと不機嫌な表情をし、強い声で言わないとダメなんです。そうしないとばかにされるから。
するとその店員の態度は、豹変し、精算のカウンターにいる店員に、
「This lady wants to pay」と大きい声で言いました。
違う店員が、すっ飛んできて、精算をしてくれました。
「マッスルは、重いから袋の中を、きちんと詰め直してね。」と言うと、丁寧に詰め直し、日本のデパートの店員さんのように、
袋を持って、カウンターから外側へ出てきて、「Thank you very much!」と手渡してくれました。
私は、満面の笑み。
アジア人のおばさんを、ばかにしてはいけません。
アジア人のおばさんは、七変化なのです。
日本に帰る度に、妹から、眉間のシワを指摘されます。
しかしなあ、この国にいる限り、こういう事は、結構あるのです。
しわが深くなりすぎて、取るには、ボツリヌス菌を注射しなきゃ取れませんわ。
でも、いつも不機嫌な顔をしているわけではなく、満面の笑顔もできるので、まっ いいか。
夕方、いつもジャズを預かってくれた友人が、花束とカードを持って尋ねてくれました。
彼女は、弁護士。きちんとした分かりやすい英語を話します。
わたしの眉間にシワは、よりません。
彼女の犬は、Ellaと言う名前。12歳。
てんかん、肝臓の機能低下、ひざの人工関節などいっぱい病気を持っているけど、なんとか元気です。
病気知らずだったジャズが、先に逝ってしまったけど、これも運命かも。
Ellaを、いっぱいなでなでさせてもらい、綺麗なお花に、癒されました。