先日の京都で。

またしても京都話題。

宿泊先のホテルは、二条城のまん前にあるホテル。部屋から見える雪の二条城
は、感動ものでした。しかもシングルからダブルへグレードアップという幸運
にも恵まれ、相当私はご満悦だった。


翌日、名残惜しい思いで、ホテル正面にあるバス停で帰りのバスを待っていると、
そこへ観光客のカップルが、何やら地図を見ながら、二人で頭をかしげている。

嫌な予感・・・。絶対、道を聞かれる・・・。あたしだって、アウェイなのだ。

予想はあたり、カップルは私の方へ近づいて来た。しかも、見た目は日本人だった
のに、「アノ、スミマセン、キイテモイイデスカ？・・」と、なんと片言の日本語ではないか！

駅前留学しとけばよかったと思う瞬間。

そしてなんとそのカップルは、あろうことか二条城を指差して、
「アレハ、レストランデスカ？」と聞いてきた。

「ノーノーノーノー！」・・・って、アタシ４回も言っちゃった。

その後、本来なら英語で「このホテルの中にはレストランがたくさんありますよ、
他にも、この道を行くと食事ができるお店がありますよ」
なーんて言えたら、アタシは人生が変わっていたはずだ。
　
その後、あらぬ方向に去っていく二人の後ろ姿をぼんやりと見つめながら、
「ディスホテル・・イズ・・んーんーんー」頭を抱えてしまった。